フルテック Research Memo(6):2024年12月期はリニューアル部門・建具関連事業がけん引し増収
フルテックは2024年12月期の連結業績で売上高13,813百万円(前年8.1%増)、営業利益612百万円(同36.7%増)を記録しました。業績向上の背景には、リニューアル部門や建具関連事業の拡大があり、選別受注や採算管理が利益増に寄与しました。特にリニューアル部門では11.1%の増収を達成し、高い利益率が全体の売上総利益率を33.7%に改善させました。建具関連事業は、大型物件受注と利益率の改善により、セグメント利益が533.8%増と大幅増益を記録しました。また、財務面では自己資本比率が54.7%に改善し、企業の財務安定性が向上しています。
1. 2024年12月期の業績概要
フルテック<6546>の2024年12月期の連結業績は、売上高13,813百万円(前期比8.1%増)、営業利益612百万円(同36.7%増)、経常利益677百万円(同36.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益457百万円(同91.4%増)となった。売上高は過去最高を更新し、営業利益以下の各段階利益は2ケタの大幅増益となった。選別受注などの結果、売上高は期初業績予想を若干下回ったが、利益は予想を大きく上回った。売上高は、自動ドア関連事業、建具関連事業とも大型物件の新規受注が増加した。自動ドア関連事業は、注力しているリニューアルの受注が同11.1%増と2ケタの伸びを維持した。また、連結子会社化したワイズ・コーポレーションの売上が加わり、その他事業は同48.5%増と伸長した。損益面では、利益率の高いリニューアル売上の増加に加えて、選別受注・採算管理の徹底や、仕入価格上昇に対する価格転嫁の効果により、売上総利益率は33.7%と前期から2.0ポイント改善し、売上総利益は同15.0%増となった。販管費は、昇給、期末賞与109百万円支給などの人的資本投資増、M&A関連費用の発生などに、ワイズ・コーポレーションの販管費が加わり、同12.3%増となったが、売上総利益が同605百万円増えたことで、営業利益以下の各段階利益が伸長した。特に、採算の厳しかった建具関連事業において選別受注・採算管理の強化が奏功し、セグメント利益が同533.8%増となったことが大きく貢献した。
2. 事業セグメント別動向
(1) 自動ドア関連事業
売上高は8,437百万円(前期比5.8%増)、セグメント利益は2,184百万円(同8.5%増)と増収増益となった。新規部門は、販売台数が7,890台(同267台減)となったが、大型物件の増加や販売単価の上昇により、同7.1%の増収となった。メンテナンス部門は、保守契約台数が92,048台(同1,340台増)、同1.9%の増収となった。リニューアル部門は、取替台数が6,745台(同466台増)となったことに加え、販売単価も上昇した結果、同11.1%の増収となった。セグメント利益は、大型物件の計上や販売単価の上昇、ストック収益となるメンテナンス売上や、利益率の高いリニューアル売上の増加が寄与した。
(2) 建具関連事業
売上高は4,392百万円(前期比6.0%増)、セグメント利益は307百万円(同533.8%増)と増収・大幅増益となった。大型物件の増加が寄与し、増収となった。セグメント利益は、選別受注や採算管理の徹底及び仕入価格上昇に対する価格転嫁の効果により、利益率が改善した。
(3) その他事業
売上高は983百万円(前期比48.5%増)、セグメント損失は33百万円(前期は46百万円の利益)と増収減益となった。前期に計上したセキュリティゲートの大型物件(「北海道エスコンフィールド」へのゲート納入)の反動減があった一方、連結子会社化したワイズ・コーポレーションの売上が通年で加わったことにより、増収となった。セグメント損益は、M&A関連費用25百万円の計上やワイズ・コーポレーションの減収の影響などにより、損失を計上した。
3. 財務状況と経営指標
2024年12月期は、税金等調整前当期純利益684百万円、減価償却費198百万円などにより、営業活動によるキャッシュ・フローは753百万円の収入となった。一方、仕掛品の減少により棚卸資産が404百万円減少したが、売掛債権が103百万円増加、仕入債務が509百万円減少した結果、必要運転資金は208百万円増加した。投資活動によるキャッシュ・フローは、ワイズ・コーポレーションの株式取得による支出199百万円、有形固定資産の取得による支出108百万円などを、定期預金の払戻による収入229百万円、保険積立金の解約による収入137百万円などで賄い、66百万円の支出にとどまった。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払額166百万円、長短借入金の返済(ネット)332百万円により、503百万円の支出となった。これらの結果、2024年12月期末の現金及び現金同等物は前期比183百万円増加し、2,816百万円となった。
資産合計は12,231百万円となり、前期末比233百万円増加した。流動資産が53百万円、固定資産が180百万円それぞれ増加した。固定資産は、のれんが86百万円増加したほか、投資有価証券、繰延税金資産などが増加した。一方、負債では長短借入金が50百万円減少した。キャッシュ・フローでは382百万円返済しているが、ワイズ・コーポレーションの連結子会社化により、残高が増加している。純資産合計は6,685百万円となり、同279百万円増加した。親会社株主に帰属する当期純利益の計上により457百万円増加した一方、配当金の支払いにより166百万円減少した。資産合計が大きく増えたが、大幅な増益効果もあり、自己資本比率は54.7%と前期から1.3ポイント改善し、財務の安全性・健全性はさらに高まった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>
水原一平被告の違法賭博胴元ボーヤー氏に豪遊させたラスベガスの大手カジノに15・8億円の罰金
楽しんご、銭湯での男性へのわいせつ行為で逮捕された中孝介容疑者に“8文字”でずばり私見
トランプ氏、カナダ首相と関税巡り電話協議 「生産的だった」
女性アイドル「サングラスに映ってしまった男性」を釈明「彼氏は絶対にいません」証拠画像も提示
関税値上げ「好ましくない」 トランプ氏、自動車メーカーに警告か
エンゼルスを電撃解雇のモニアク妻ソフィア夫人、インスタグラムを更新 昨年12月に結婚の新婚
【阪神】開幕快投の村上頌樹が帰阪 2軍メンバーから盛大な拍手「おめでとう!」
東大法学部卒の井川意高氏「学歴マウントごっこ。虚しい」との声に“一言”でリアクションし反響
大谷翔平、ついに初のチャンピオンリングが贈呈 割れんばかりの大歓声の中で左手の人差し指へ
大谷翔平超え1150億円契約のメッツ・ソトが新天地1号 右翼スタンド中段への豪快弾
堀江貴文氏、炎上ストリートピアノ騒動に“たった5文字”で反応しX賛同多数
堺正章が60歳タレントと“禁断の”共演「確かに昔干したよ」「本気でした」激白しスタジオ騒然
万引き逮捕の米田哲也容疑者を「ご親族かどなたか助けてあげられないのか」紀藤正樹氏「悲しい」
片岡鶴太郎、息子の職業を明かすもMCの加藤浩次から「ちょっとまずくないですか?だって…」
楽しんご、銭湯での男性へのわいせつ行為で逮捕された中孝介容疑者に“8文字”でずばり私見
万引き逮捕の米田哲也容疑者、缶チューハイ隠した瞬間を店員に目撃され発覚 他に惣菜10点を所持
23歳女性小学校教諭がキャバクラ副業で停職処分に 楽しんごが私見 総収入額も判明
和田アキ子、生放送で突然女性アナに「ありがとうね」一瞬スタジオがざわつく
24歳美人双子タレント、そろって超有名私大の大学院修了を発表 22年までTBS系朝番組出演
粗品、ヒカキンに再び苦言「お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホ」金の価値観巡り
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
堀江貴文氏、炎上ストリートピアノ騒動に“たった5文字”で反応しX賛同多数
松本人志飲み会参加セクシー女優「実際に警察の方が動いて下さり起訴されています」と警告
元アイドル37歳2児のママ、出生前検査で「もっとパンツおろして…」不快な出来事に怒り
堺正章が60歳タレントと“禁断の”共演「確かに昔干したよ」「本気でした」激白しスタジオ騒然
大久保佳代子が赤面告白、風呂に入ると「したくなっちゃう」現在の対策まで明かす
万引き逮捕の米田哲也容疑者を「ご親族かどなたか助けてあげられないのか」紀藤正樹氏「悲しい」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
片岡鶴太郎、息子の職業を明かすもMCの加藤浩次から「ちょっとまずくないですか?だって…」
楽しんご、銭湯での男性へのわいせつ行為で逮捕された中孝介容疑者に“8文字”でずばり私見

フルテック Research Memo(7):2025年12月期も増収増益の見込み
フルテック Research Memo(9):2030年12月期に向けて技術開発型販社への転換を図る(2)
フルテック Research Memo(8):2030年12月期に向けて技術開発型販社への転換を図る(1)
クオルテック---1Qは2ケタ増収、信頼性評価事業と微細加工事業が増収増益に
ファインデクス Research Memo(5):2024年12月期第3四半期累計は大幅増収増益で過去最高
ファインデックス---1-3Qは2ケタ増収増益、医療ビジネス・公共ビジネスが好調に推移
あかつき本社---2Qは2ケタ増収、証券関連事業・不動産関連事業のいずれも2ケタ増収増益に
クオルテック---2Qは2ケタ増収、主力の信頼性評価事業が2ケタ増収・増益に
フルサト・マルカHD Research Memo(5):2025年12月期は需要回復基調で増収、営業・経常増益予想
ゼネテック---3Q増収増益、全てのセグメントが引き続き好調を維持