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ADワークスグループ Research Memo(9):配当性向50%超えない限り、配当利回り4%以上の配当実施


ADワークスグループは2024年12月期から配当方針を変更し、配当性向が50%を超えない限り4%以上の配当利回りを目指します。 この新方針の下、2024年の1株当たりの配当金は前期比2円増の10円となり、配当性向は29.9%、配当利回りは4.4%を予定しています。 さらに2025年には同じく2円増配の12円を予定し、配当性向は32.0%となる見込みです。株価が460円程度まで上昇した場合、業績が計画通り進んでいることを前提に、増配と株価上昇を見込むことができ、株主にとってのダブルメリットとなる可能性があります。

*18:06JST ADワークスグループ Research Memo(9):配当性向50%超えない限り、配当利回り4%以上の配当実施 ■株主還元策

ADワークスグループ<2982>は2024年12月期より配当方針を変更した。従前は安定的な配当の継続に努めつつ、将来の事業展開に備えるための内部留保を確保したうえで、業績に応じた配当を実施することを基本方針としてきたが、変更後は連結配当性向が50%を超えない限りにおいて、配当利回り(1株当たり年間配当金÷1月から12月までの月末株価の平均)が4%以上となるよう配当額を決定することとした。株主還元を強化することで株主価値の向上を図る。

同方針に基づき、2024年12月期の1株当たり配当金は前期比2.0円増配の10.0円(配当性向29.9%、配当利回り4.4%)とした。2025年12月期は同2.0円増配となる12.0円(同32.0%)を予定している。配当性向50%の水準が18.5円なので、2025年12月期の業績が会社計画どおりで、株式数も変わらないことを前提とするならば、株価460円程度までは、株価上昇と連動して増配が期待でき、株主にとってはダブルメリット(株価上昇、増配)を享受できる仕組みとなっている。株価460円の時の2025年12月期予想PERは約12倍、PBRで1.1倍強の水準となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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