【ヘッドウォータース】過去最高売上高を6年連続更新・今期は積極投資も|2024年12月期通期決算説明(10)
ヘッドウォータースは、2024年12月期において6年連続の過去最高売上高を達成し、積極的な投資計画を発表しました。しかし、株式市場の動向には不安を感じており、特にグロース市場の現状は厳しいと認識しています。日本株市場では、時価総額の低い企業に対する規制強化が進行中で、同社は市場での競争力向上を目指すとしています。中期経営計画は未定ですが、新しい技術をキャッチアップし、AIエージェントなどユニークなサービスでグローバルに注目されることを目指します。マイクロソフトとの連携で生成AI技術の開発に注力し、エッジデバイス上でのAI処理を可能にすることでコスト削減と効率化を追求します。
■質問
IRを出しても、なかなか株価に反応しない場面が多くなってきたように思います。現在の市場環境をどのように捉えていますか?
■ヘッドウォータース篠田
冷静に考えて、日本株、特にグロース市場の現状は厳しいと思います。さまざまな要因がありますが、東証自体もいろいろな指導方針を打ち出しており、例えば時価総額40億円以下の企業は上場廃止の対象となるなど、バリューのある企業に市場を絞る動きがあることも影響しています。
その中で、急成長して株価が上がっている企業もあるため、当社も当然そちら側に入ることを目指し、さまざまな戦略を考えています。市場環境については、これまでお話ししてきたような認識で捉えています。ただ、「資金が入るのをただ待つ」というのは、事業家としては間違った姿勢だと思います。それを受け入れるのは、自分の性格上も許せません。もし100社に1社しか株価が上がらない状況だとしたら、その1社になるために全力を尽くすべきだと考えています。
資金が入らないなら入らないなりに、誰も成し遂げていない新しいサービスを生み出し、グローバルからも注目を浴びる存在になることが重要です。例えば、今回のAIエージェントもその一例です。単なるIRの発信や一時的な注目だけでは不十分で、本当に成長性があり、他の企業にはできないことを当社が実現できるかどうかが鍵になると思っています。AI、生成AI、AIエージェントといった分野で、圧倒的かつ画期的なポジションを確立することによって、現在の市場環境の中でも十分に株価を上げることができると考えています。
そのために、全力で取り組んでいくというのが、当社のスタンスです。
■質問
中期経営計画を開示する予定ありますか。
■ヘッドウォータース篠田
中期経営計画を開示する予定は、現時点ではありません。ChatGPTが登場してまだ2年程度しか経っていませんが、こうした新しいイノベーションは今後も次々と生まれてくると思います。我々は、それをキャッチアップしながら事業を成長させていくスタンスです。
当社には、ユニークで強力なエンジニア集団があり、現場に張り付いて泥臭くAIを実装していく強さがあります。また、マイクロソフトのナンバーワンパートナーであることから、最新のテクノロジーをいち早くキャッチアップできる強みもあります。こうした強みを活かしながら成長を続けていきますが、中期経営計画は積み上げ式で具体的な数値目標を定めなければならないため、それに縛られるよりも、今は全力で成長に振り切るべきタイミングだと考えています。
もし、ビジネスモデルが完全に確立し、テクノロジーが成熟している状況であれば、中期経営計画を開示することも可能だと思います。しかし、今はそれよりも、最新のテクノロジーをキャッチアップし、実装し、先頭を走ることで圧倒的な成長を遂げることに挑戦していきたいと考えています。そのため、現時点では中期経営計画を開示するタイミングではないと判断しています。
■質問
株価は非常に厳しい状況ですが、将来に対する期待は大きく持っています。引き続き応援していきたいと思っていますが、社長も「まだまだこんなものではない」という思いをお持ちですよね?
■ヘッドウォータース篠田
ありがとうございます。全然まだまだ、こんなものではないという思いで取り組んでいますので、そこだけは間違いないということですね。信じていただいて結構だと思います。
■質問
先日ツイートされたマイクロソフトと協力して開発した世界に通用するとおっしゃった技術とその市場規模について可能な範囲を教えてください。期待しています。
■ヘッドウォータース篠田
ありがとうございます。よく見ていただいて本当に嬉しいです。先日ツイートした内容についてですが、当社の取締役である西間木が、マイクロソフトの新しいテクノロジーについてコメントを求められて書いたものです。これは、マイクロソフトのUS側から「この技術は素晴らしい」と評価するコメントをしてほしいという依頼があり、それを受けて投稿したものです。
生成AIの進化は非常に速く、今までのようにクラウド上の大規模GPUを使って生成する形から、エッジデバイス側に組み込む方向へと進化しています。大規模な言語モデルは多機能で強力ですが、コストや処理スピードの面で課題があるため、現在、特定の目的に絞ったモデルをリアルタイムにエッジデバイス上で動作させる研究を進めています。
この領域にマイクロソフトは非常に力を入れており、当社のトップエンジニアとマイクロソフトのトップエンジニアが共同で開発を行っています。当社がこのプロジェクトに関与して言えるのは、マイクロソフトのさまざまなテクノロジーを活用していることに加え、日本における生成AI分野でナンバーワンの実績を持っていること、そして多くのクライアントを抱えていることが背景にあります。
例えば、大手広告会社様では、ネット環境がない場所でもタブレット上で生成AIを活用し、必要な情報を取得しながらプレゼンを行うという用途が考えられます。この技術を使えば、トランザクションなしで処理できるため、コストを抑えながら高速なAI処理を実現できるというメリットがあります。さらに、医療現場や工事現場、航空・運輸業界など、ネットワークが安定しない環境でも活用が可能です。軽量でコストも低く、ネット接続なしでも動作することで、生成AIの普及をさらに加速させる可能性を持っています。マイクロソフトは、この技術が全世界的に生成AIを民主化し、より広く普及させる鍵になると考えており、スモールランゲージモデルを小型デバイスに実装する技術に全力を注いでいるという状況です。
ただ、ラストワンマイルの領域はマイクロソフトの専門分野ではありません。だからこそ、当社のトップエンジニアとマイクロソフトがこれまで積み上げてきた実績が非常に重要になっています。マイクロソフトが「これが次の技術だ」と世界に向けて発信する際に、なぜか日本の小さな会社であるヘッドウォータースが「これはすごい技術だ」とエンドースメント(推薦)するという、非常に特異なポジションに立っているんです。これは、普通ではなかなかあり得ない状況だと思いますが、だからこそ今、非常に重要なタイミングにいると確信しています。そのため、当社としてもこの領域に全社で振り切り、日本でも世界でもNo.1を目指していくつもりです。市場規模で言えば、莫大なチャンスが広がっている領域です。こうした膨大な市場規模があるからこそ、ここを確実に取りにいきたいと強く思っています。
【ヘッドウォータース】過去最高売上高を6年連続更新・今期は積極投資も|2024年12月期通期決算説明(11)続く
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