TKP Research Memo(1):2025年2月期上期は貸会議室及び宿泊ともに好調に推移し2ケタ増収
ティーケーピー(TKP)は、貸会議室と宿泊が好調に推移し、2025年2月期上期の売上高は前年同期比14.3%増の20,280百万円となりましたが、営業利益はわずかに減少しました。これは、貸会議室の需要回復やホテルの高稼働率による増収が要因です。宿泊部門の売上は、インバウンド需要の取り込みと新規ホテルのオープンにより、最高記録を更新しました。一方、新たな事業領域の創出に向けた業務提携や、リリカラの連結子会社化といった活動も進行中です。2025年2月期の業績見通しでは、売上高と営業利益共に大幅な増加を予想していますが、最終利益を除いた記録更新を目指しています。今後の中期経営計画では、貸会議室や新規事業の拡大を推進し、2026年の営業利益100億円達成を目指します。
ティーケーピー<3479>(以下、TKP)は、貸会議室ビジネスを起点とした「空間再生流通事業」を展開している。不動産オーナーから遊休不動産等を大口(割安)で仕入れ、会議室や宴会場などに「空間」を「再生」し、それを法人に小口で販売・シェアリングを行う独自のビジネスモデルに特徴がある。遊休不動産の有効活用を図りたい不動産オーナーと、低コストで効率的に会議室を利用したい法人のニーズを結び付けるところに新たな市場を創出し、高い成長性を実現してきた。国内の主要都市に267拠点・2,103室(16.0万坪)と幅広く展開し、顧客基盤は3万社以上に上る
(2024年8月末時点)。
2021年2月期以降、コロナ禍の影響により業績は一旦後退し、新規出店等も抑えてきたが、足元業績はコロナ禍前の水準に戻っており、事業拡大に向けた出店再開・大型増床、コロナ禍収束後(以下、アフターコロナ)を見据えた基盤強化など、成長回帰に向けて順調に動いている。
1. 2025年2月期上期の連結業績
2025年2月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比14.3%増の20,280百万円、営業利益が同0.9%減の2,733百万円と増収減益となった。売上高は、貸会議室需要の回復やホテル稼働の好調維持により、コロナ禍前を上回る水準に伸長した。重視するKPIである「坪当たり売上高」は、稼働率の向上や料飲売上高の伸びなどで高水準を確保し、業績の底上げに寄与した。また、宿泊売上高についても、好調なインバウンドの取り込みや新規ホテルのオープンなどにより過去最高を継続更新した。一方、損益面では、戦略的な人件費増やM&A関連費用などによりわずかに営業減益となった。活動面では、内装工事等を手掛けるリリカラ<9827>の連結子会社化をはじめ、ノバレーゼ<9160>(ブライダル事業等)やAPAMAN<8889>(賃貸関連サービス等)との業務提携契約を相次いで締結するなど、新たな事業領域の創出に向けて体制を整えた。
2. 2025年2月期の連結業績見通し
2025年2月期の連結業績については、リリカラの連結化等を踏まえ、期初予想を増額修正した。売上高を前期比69.7%増の62,000百万円(修正幅:17,000百万円増)、営業利益を同77.5%増の8,200百万円(修正幅:850百万円増)と大幅な増収増益により、過去最高業績(親会社株主に帰属する当期純利益(以下、最終利益)を除く)
を見込んでいる。売上高は、引き続き新規出店・既存施設の増床推進や懇親会需要への対応、インバウンド需要の取り込みなどが増収に寄与すると見ている。損益面でも、事業拡大に向けた体制づくりへの先行費用が想定されるものの、増収や収益力の強化により大幅な増益を見込む。
3. 中期経営計画同社は、2023年2月にリージャス事業の売却に踏み切ったことや貸会議室及び懇親会需要の回復が進んできたこと、仕入れ環境も追い風に向かっていることを踏まえ、アフターコロナを見据えた中期経営計画(3ヶ年)を推進し半分(1年半)が経過した。貸会議室の床面積を積極拡大しながら周辺事業を取り込み、シェアの拡大と対象市場の拡張を図るとともに、経営効率の最適化にも注力する方針だ。最終年度である2026年2月期の目標数値については、リリカラの連結効果(シナジー創出を含む)や新規事業の寄与を織り込むべく見直しを精査中であるが、営業利益100億円は達成したい意向だ。
■Key Points
・2025年2月期上期は貸会議室及び宿泊ともに好調に推移し2ケタ増収
・リリカラの連結化をはじめ、相次ぐ業務提携などにより新たな事業領域の創出に向けた体制を整備
・2025年2月期の業績予想を増額修正し、過去最高業績(最終利益を除く)を見込む
・中期経営計画では、貸会議室の床面積を積極拡大しながら付加価値を高め、シェア拡大と対象領域の拡張を図り、過去最高の業績更新を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) <YS>
藤井名人“千日手シリーズ”でも精密な読みで3連覇 永瀬九段退ける
【日本ハム】達孝太「理想を言えば、全員三振取りたい」2勝目を挙げても見据える高み/一問一答
【ソフトバンク】小久保監督「ふくらはぎ。明日になってみないと…」自打球の近藤について言及
日米関税巡り4回目の交渉 日本は撤廃要求、米は難色
オンラインカジノ 賭け金過去最高の280億円 常習賭博容疑で逮捕
【巨人】丸佳浩「話になりません」5番・左翼で今季初スタメン出場も「チャンスで2回三振」
NPB、中日川越の幻2ランについて「審判団は誠心誠意、精いっぱいの判断」ファウル判定を支持
【DeNA】大貫晋一が7回1失点で今季初勝利、牧秀悟は先制9号ソロ&適時打
新名神の逆走「名古屋から四日市に向かっていた」 同乗者が証言
【ソフトバンク】小久保監督「勝ちゃあいい」雨中に粘って逆転 主力も復調、今宮も戻ってくる!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
21歳アイドル無期限活動休止発表「信頼と期待を裏切って…」謝罪、SNS全停止、私的写真流出
8÷2×(2+2)=の答え、ついに数学者が正解を発表!それは・・・
独立したキンタロー。多額のギャラ未払い告白 金額明かしスタジオ騒然「えー!」
小泉農相「おわびする」 農水省職員の備蓄米巡る不適切発言に
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
指原莉乃激怒「空港で泣き散らかしました」 彼氏と「私のお金」で旅行中の出来事明かす
ビートたけし、コメ高騰に「JAの役割ってあんのかなぁ」 農水省に負け続けた元JA幹部が一言
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
小泉進次郎農相、就任一夜明け「コメ5キロ2990円」記事ポスト「仕事はやっ!」ツッコミ多数
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
石井亮次アナ「ゴゴスマ」で生謝罪 「辞任」もほのめかす
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明

TKP Research Memo(7):2026年2月期も増収増益基調が継続。グループシナジーの実現にも取り組む
TKP Research Memo(1):2025年2月期は貸会議室と宿泊が好調で、M&A効果も加わり過去最高業績を更新
TKP Research Memo(5):2025年2月期はM&A効果も加わり大幅増収。売上高と経常利益は過去最高を更新
TKP Research Memo(8):貸会議室事業と宿泊事業を2本柱として、本格的に成長軌道に回帰させていく計画
ティーケーピー---3Q累計売上高・営業利益が大幅に増収増益、貸会議室事業およびホテル・宿泊研修事業の売上高が順調に推移
ティーケーピー---25年2月期売上高・経常利益が過去最高を更新、宿泊サービス売上高は100億円超え
TKP Research Memo(8):貸会議室事業と宿泊事業を2本柱として本格的に成長軌道に回帰へ。M&Aにも注目
TKP Research Memo(6):相次ぐM&Aや業務提携等により新たな事業領域の創出に向けた体制を整備
ティーケーピー---2025年2月期の通期連結業績予想を修正
TKP Research Memo(2):貸会議室ビジネスを起点とする「空間再生流通事業」を展開し、高い成長性を実現