NexTone Research Memo(5):2025年3月期中間期は減益となったが、会社計画を上回って着地
2025年3月期中間期のNexToneの業績は減益となったが、会社計画を上回り順調に進展しました。中間期の連結売上高は前年同期比112.2%増の9,415百万円、営業利益は13.9%減の378百万円でした。売上高は子会社化したレコチョク及びエッグスの新規連結効果、著作権管理事業及びDD事業の拡大により増加しましたが、営業利益は人件費・システムコストの増加により減少しました。セグメント別では、著作権管理事業とDD事業が売上拡大を牽引し、音楽配信事業も順調に推移しました。一方、その他事業はライブビューイングなどで売上は拡大したが、システム開発の先行投資により損失を計上しました。財務状況は良好で、自己資本比率が改善し、有利子負債はなく、今後も成長に向けた投資を予定しています。
1. 2025年3月期中間期の業績概要
2025年3月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比112.2%増の9,415百万円、営業利益が同13.9%減の378百万円、経常利益が同9.8%減の397百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同2.2%減の293百万円となった。
2025年3月期中間期の会社計画は、売上高が92億円、営業利益が2.7億円であった。会社計画比で売上高は2.1億円超(2.3%超)、営業利益が1.0億円超(同37.0%超)と過達して着地した。中間期は減益決算ではあったものの、会社計画に対しては順調な進捗であった。
売上高は、前期に子会社化したレコチョク及びエッグスの新規連結効果、著作権管理楽曲数・取扱原盤数の増加に伴う著作権管理事業及びDD事業の好調などにより急拡大した。営業利益は同連結に伴う人件費・システムなどのコストの増加により、2ケタ減益となった。営業利益の増益要因は、既存事業における増収効果が3.3億円、減収要因として人件費増が0.3億円、システム・その他コスト増が0.6億円、レコチョク及びエッグスの新規連結に伴う損失取込が2.9億円である。
著作権管理楽曲数及び取扱原盤数が増加、利益面は子会社のシステム投資が重石に
2.事業セグメント別動向
(1) 著作権管理事業
著作権管理事業の売上高は前年同期比27.8%増の726百万円、営業利益は同37.2%増の332百万円と拡大した。ストリーミング音楽配信市場・動画配信サービス市場の伸長、同社の管理楽曲数の増加、コンサートなどにかかる演奏権の徴収実績の伸長などにより、売上・利益ともに大幅拡大した。営業利益率は増収効果により、同3.1ポイント増の45.7%と改善した。同社の2025年3月期第2四半期末時点の著作権管理楽曲数は前期末比16.2%増の61.1万曲と、同8.5万曲増加した。
(2) DD事業
DD事業の売上高は前年同期比30.3%増の4,704百万円、営業利益は同6.8%減の436百万円となった。売上高は取扱原盤の増加、ストリーミング音楽配信市場・動画配信サービス市場の伸長、アニメ・ゲーム関連及びVTuber(ブイチューバー)などのネットクリエイター関連の原盤使用の増加などにより拡大した。同社の2025年3月期第2四半期末時点の取扱原盤数は前期末比9.1%増の137.8万原盤と、同11.5万原盤増加した。利益面はレコチョクの新規サービス構築にかかるシステム開発などの先行投資により、営業減益となった。
(3) 音楽配信事業
音楽配信事業の売上高は3,713百万円、営業利益は640百万円となった。レコチョクの新規連結効果により、純増となった。主力サービスである定額制音楽配信サービス「dヒッツ」が安定的に推移したこと、店舗向けBGM配信サービスの契約店舗数が拡大したことなどにより、堅調な着地となった。「dヒッツ」は、新機能の追加に伴い、サービス料金を2024年12月1日より月額550円(税込)から690円(税込)に改定した。2024年11月下旬より、顧客が選んだ楽曲に基づき、似た曲調や関連楽曲のプレイリストを自動生成・作成することができる新たなレコメンドプレイリスト機能を、同年12月1日より、楽曲を映像でも楽しむことができる「ミュージックビデオ(MV)プレイリスト」を追加した。
(4) その他
売上高は前年同期比44.2%増の722百万円、営業損失は237百万円(前年同期は36百万円の利益)となった。売上高は人気グループのコンサートや人気ミュージカルのライブビューイングの実施などにより大幅拡大した。他方で、エッグスの新規サービスであるファンコミュニティサイト構築にかかるシステム開発などの先行投資により、営業損失となった。同サービスの下期立ち上げを目指している。
3. 財務状況と経営指標
2025年3月期中間期末の財務状況は、資産合計は前期末比498百万円増加の13,733百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産は著作権管理事業・DD事業・音楽配信事業が堅調に推移したことにより、現金及び預金が同715百万円増加した。固定資産は同19百万円増加と、前期末から大きな変化はなかった。
負債合計は前期末比282百万円増加の8,363百万円となった。流動負債は著作権管理事業の取扱高拡大に伴い、著作権者への分配にかかる未払金が同485百万円増加した。固定負債は同25百万円減少と、大きな変化はなかった。
純資産合計は、前期末比215百万円増加の5,370百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴い利益剰余金が293百万円増加した。非支配株主持分は93百万円減少した。
自己資本比率について、2024年3月期末はレコチョク及びエッグスの新規連結に伴う負債の増加などにより、2023年3月期末比15.1ポイント悪化したが、2025年3月期第2四半期末は利益剰余金の積み上げにより前期末比1.2ポイント改善した。有利子負債はなく、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)は8,762百万円と潤沢であり、今後も継続的な利益成長のため、人員・システムへの投資及びM&Aなどを検討するとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)
<HN>
短編映画祭「SSFF&ASIA」、新設のホラー&サスペンス部門ノミネート作品をオンラインで上映 “最震賞”発表イベントも[ホラー通信]
『ロングレッグス』8月に吹替版収録のDVD発売・配信開始 「ニコラス・ケイジ役 大塚明夫さんのクレイジーな表現を楽しんで」[ホラー通信]
歴史の暗部に迫るコワ〜い映画を深掘り。 お土産付きのトークイベント「歴コワ映画の会」開催[ホラー通信]
山田涼介が自身初ソロツアーで22曲披露 かわいい~の声に「32歳のオジさんだけど(笑い)」
生後3ヶ月の赤ちゃん犬をお迎えした日→想定以上に『ぬいぐるみのような光景』が455万再生「ふわふわの天使」「最高だわ」と悶絶の声続々
海外アニメファンの購買動向を探る!越境ECがもたらす新たなチャンス
【楽天】浅村栄斗は「強さ」の人 痛みに強い体、力強いスイング、強い心で2000安打到達
【楽天】宗山塁、2000安打の浅村から刺激「歴史的な瞬間を見ることができて、目標の1つに」
【ヤクルト】巨人に競り負け4連敗で借金12 高津監督「もっと振らないと結果は出ない」
【C大阪】ザルツブルク移籍の北野颯太の日本最終戦は6・1清水戦の方向 直後に契約で即欧州へ
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小泉進次郎農相、就任一夜明け「コメ5キロ2990円」記事ポスト「仕事はやっ!」ツッコミ多数
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
石井亮次アナ「ゴゴスマ」で生謝罪 「辞任」もほのめかす
5人組アイドルBrainBeatにーなさん死去「不慮の事故により永眠いたしました」公式X
「コメないなら、ライスを」小泉進次郎“コメ大臣”農相就任で「進次郎構文」大喜利 X盛況続く
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
太田光が本音「犬猿の仲」芸人と「一生分かり会えないと。バチバチやってたから」禁断の共演実現
大手アダルトメーカー秘書課社員がAV出演へ 昨秋に中途入社「モノづくりの輪に入りたい」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」

NexTone Research Memo(6):著作権使用料の徴収額シェアを中期的に10%、長期的には50%まで拡大へ
NexTone:最重要KPIとなる著作権管理楽曲数及び取扱原盤数は順調に拡大、大幅増益へ
NexTone Research Memo(4):コンテンツの著作権管理から利用促進まで一気通貫で手掛ける(2)
ネクスグループ---24年11月期は大幅な増収、新たな連結子会社が売上高の増加に貢献
オーケストラ Research Memo(4):2024年12月期は一過性費用が発生するも増収効果でEBITDA増益
ネットイヤーグループ---2Qオウンドメディア領域内でのサービス領域を広げ、マルチチャネル化を推進
ネットイヤー Research Memo(4):2025年3月期中間期はNTTグループ向け案件終了が響いて減収減益に
イード---1Qは増収・72.6%の増益、クリエイタープラットフォーム事業が3倍超増益に
NEXYZ.Group:「ネクシーズZERO」「アクセルジャパン」の拡大が業績けん引、さらなる成長へ期待高まる
No.1---25年2月期増収、主力の情報セキュリティ機器の販売が順調に推移