CRI・MW Research Memo(7):5~10年後には100億円企業へ
CRI・ミドルウェアは、エンタープライズ事業の拡大を通じて、5~10年後に100億円企業を目指しています。同社はゲーム事業、モビリティ、TeleXus関連の3つを成長の柱とし、特にゲーム事業では国内外への積極的な進出を図っています。また、モビリティ分野では、車内外の情報を整理する技術を活用し、市場拡大を進めています。「CRI TeleXus」はオンラインコミュニケーションの強化を目指し、多様な市場への進出を計画しています。これにより、ゲーム依存の事業構造を3本柱へと転換し、収益を拡大する方針です。
1. 基本方針
成長戦略における基本方針として、ゲーム事業で得られた技術やノウハウ、知見、資金を、エンタープライズ事業の研究開発や営業強化に投下することで事業領域を拡げ、CRIグループ全体で飛躍的な成長を目指している。そのなかで、ゲーム依存の事業構造を、中長期的にゲーム、モビリティ、TeleXus関連の3本柱(コア事業)とする事業構造へと変革していく計画である。そのうえで、5~10年後に100億円企業となることを目指す。併せて、現在「CRI TeleXus」の投資フェーズで低下している利益率を、許諾ビジネスの拡大などによって大きく引き上げる方針である。
ゲーム、モビリティ、TeleXus関連が成長の3本柱
2. コア事業の成長戦略
(1) ゲーム事業
国内はアライアンス、海外は進出加速に重点を置く。国内は、既存のミドルウェアビジネスを維持しつつ、新製品投入やヤマハなど他社製品とのアライアンスによって機能強化や製品ラインナップの拡充を推進してシェアを拡大、同社の技術や製品が1つでも多くゲームタイトルに関与している状態を目指す。特に新製品の「CRI Clovis」はリアルな情報とゲーム内をリンクすることができるため、スポーツゲームや推し活、コミュニケーションゲームでの採用が期待される。海外は、中国ビジネスの再拡大と欧米市場への再進出を目指す。中国ではコロナ禍などで停滞していたゲーム市場が回復基調に入ったことから、iOSとAndroidばかりでなく華為技術有限公司(Huawei)の「HarmonyOS NEXT」など中国製OSに対応、「CRIWARE」ブランドによる許諾ビジネスの拡大を目指す。このため営業力を強化し、再度成長軌道へ戻す方針である。欧米ではGDC(Game Developers Conference:ゲーム開発者会議)への出展を機に再進出を図り、子会社設立や販売代理店との提携によって現地での販売機能を強化する計画である。既に「Destiny」や「Hitman」など大規模タイトルへのミドルウェア導入実績があること、現地で「CRI Sofdec」など映像関連ミドルウェアの評価が高いこと、インディーゲームが増えていることなどから、欧米での拡販は意外とスムーズに進む可能性もある。この結果、売上高を17億円から5~10年後に30億円に拡大する方針である。
(2) モビリティ
前述したように「CRI ADX-AT」と「CRI Glassco」のモビリティへの導入が順調で、成長可能性を強く感じられることから、日系のみならず海外メーカーへの導入も図る。ドライバーに重要な情報を整理して伝える技術はゲームで使われている技術と同じなため、同社は優位性を発揮しやすい状況にあると言える。このため当面は、「CRI ADX-AT」と「CRI Glassco」で車種・メーカーの横展開を進め、採用実績を積み上げていく計画である。同社は成長ドライバーとなる製品を多く抱えているが、なかでも「CRI ADX-AT」は車室内外の様々な音を制御できるうえ、音質・音量も損なわずコストや部品点数、実装面積、電力消費を大幅に削減することができるため非常に好評で、四輪車の世界生産台数の20%弱(1,500万台)への採用を目指すとともに、メーターからETCなど他の機能へ拡げることで車両1台当たりの収入増加を目指す。また、新ソリューションの「CRI SOLIDAS」は調達・在庫リスクの小さい少量の汎用部品で構成されるうえ、最小のシステム構成であらゆる製品に対応できる強みを生かし、モビリティへの採用を目指す。「CRI Glassco」はゲームで培ったUI技術で直観的に操作できるという強みを背景に、二輪車市場で実績を積み四輪車市場へと拡大し、二輪車と四輪車の世界生産台数の10%弱(1,000万台)への採用を目指す。この結果、売上高を3億円から5~10年後に30億円へと拡大する方針である。
(3) TeleXus関連
「CRI TeleXus」は、大人数同時会話、立体音響・空間演出、AI通訳といった機能に強みを持っている。このため、リアルタイムコミュニケーション技術やコミュニケーション空間での映像と音声の高度な伝達技術などによって、オンラインコミュニケーションプラットフォームを構築することができる。特に開発中の新機能であるAI通訳機能は、実用的な翻訳精度や翻訳速度の速さ、多言語対応という強みにより、外国人と会話する場面で容易に言語の壁を取り払うことができる。こうした強みを背景に、ゲーム市場でタイトルへの採用増加に注力し、非ゲーム市場ではモビリティ、イベント、教育などの新規市場への進出を目指す。具体的にゲーム市場向けで採用実績を積み上げることで、低遅延で低負荷という他のボイスチャットに対する優位性を認知してもらい、ユーザーの利用を増やす作戦だが、既にVR対戦アクションゲーム「ブレイゼンブレイズ」へ採用されている。また、モビリティ分野では、コネクテッドカーの普及によって形成が予測されるMaaS※コミュニティをサポートすることもできる。ほかに、観客の歓声や熱気までも感じられる立体音響によるオンラインイベントを実現することでリアル開催とは別の収入源とすることや、先生やクラスメートの位置関係から教室内の音場を再現することによってオンライン学習で感じる孤独感を緩和することも想定している。TeleXus関連の売上高は現状ほぼゼロだが、これにより5〜10年後に30億円に拡大する方針である。
※ MaaS(Mobility as a Service):旅行者など移動ニーズに個別に対応できる、複数の公共交通や様々な移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済などを一括で行うサービス。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
パドレスのタティスが大谷翔平を巧妙に語る言い回しが話題「クリエーティブ」「おどけて生意気」
「あんぱん」鉄子がのぶの引き抜きを希望、釜じいの咳は…気になる展開にネットも注目
大谷翔平の打席中、バッテリーの会話が放送 大谷の中前打に「F●●●」「あ~」と嘆く
大谷翔平、昨季サイ・ヤングの最強左腕スクバルから中前打&先制のホームへ 追い込まれるも巧打
「50歳で選挙に出ます」 資格芸人が政界進出計画を明かす
沖縄戦の悲劇の記憶継承を担う 舞台「ひめゆり」送り手の思い
16日~17日 近畿は警報級大雨のおそれ 滝のような雨・落雷・突風などに注意
同居の母を殺害容疑 36歳息子を逮捕 遺体は首切断 兵庫県警
「ほっとした」「存在感高まる」 日産工場移管、九州経済界は安堵
43歳2児ママドルがバスタオル1枚で“衝撃”体重公開「ドキドキ」「これは…好き」夫は芸人
ガーシー、新田真剣佑の“ヤリ部屋事情”を暴露でネット衝撃「イケメンだけど酷い人間」
元セクシー女優上原亜衣、大胆に白黒ビキニ水着姿を披露「最高過ぎ」「スタイルすごい」
オフショ公開のアンゴラ村長「標準体型」黒ビキニ姿に「リアリティすごい」「なんちゅー格好」
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【Amazonプライムデー2025】先行セールは7月8日から!買い物を楽しむための事前準備まとめ
山田邦子が暴露「ひょうきん族」の楽屋で「ほとんど全裸」だったタレント「出したまま歩いてた」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
クルド人男性の強制送還報道にアイドル私見「差別でもなんでもなく当然」扇動は「とんでもない」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
ガーシー、新田真剣佑の“ヤリ部屋事情”を暴露でネット衝撃「イケメンだけど酷い人間」
【Amazonプライムデー2025】先行セールは7月8日から!買い物を楽しむための事前準備まとめ
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
羽鳥慎一アナが自民議員に怒り&“ひとこと”で批判「運のいいことに能登で地震があった」発言
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
日焼けしたポチャッコがかわいい♪東京・原宿のハワイアンカフェ“HALEIWA”にて、ポチャッココラボカフェ7/11より開催!
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

CRI・MW Research Memo(6):ゲーム、モビリティ、TeleXus関連を3本柱に
CRI・MW Research Memo(1):ゲーム事業もエンタープライズ事業も急拡大
CRI・MW Research Memo(6):エンタープライズ事業へのシフトをさらに進める
CRI・MW Research Memo(2):「CRIWARE」ブランドのミドルウェアを提供
CRI・MW Research Memo(4):2025年9月期の業績好調。中間期で通期予想の各利益をほぼ達成
CRI・MW---1Qとしては過去最大級の営業利益(前期比3.7倍)、ゲーム事業・エンタープライズ事業ともに好調に推移
CRI・ミドルウェア---2期連続で増収増益、実質19%の成長を達成
CRI・MW Research Memo(5):2029年までに売上高3億円を目指している
CRI・MW Research Memo(4):エンタープライズ事業へのシフトを進め、増収増益を確保
CRI・ミドルウェア---2Q増収増益、モビリティが想定以上に伸長、通期上方修正および期末配当の増配を発表