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システムサポート---1Qは2ケタ増収、クラウドインテグレーション事業が好調に推移


システムサポートは2025年6月期第1四半期において、売上高が前年同期比22.3%増の61.54億円を記録しました。クラウドインテグレーション事業が好調で、売上高は44.6%増の21.23億円となり、Amazon Web ServicesやServiceNowなどのクラウドサービスに関する技術支援需要が高まりました。一方、システムインテグレーション事業は増収となったものの、販売費増加により利益が96.2%減少しました。アウトソーシング事業と海外事業も増収ではあるものの、いずれも減益となっています。これに対しプロダクト事業は好調で、建築業向け工事情報管理システムの販売が伸び、利益が31.0%増加しました。同社は通期で前期比18.4%増の売上と26.6%増の営業利益を見込んでいます。

*10:12JST システムサポート---1Qは2ケタ増収、クラウドインテグレーション事業が好調に推移 システムサポート<4396>は6日、2025年6月期第1四半期(24年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.3%増の61.54億円、営業利益が同9.0%増の4.36億円、経常利益が同0.7%増の4.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.4%減の2.47億円となった。

クラウドインテグレーション事業の売上高は前年同期比44.6%増の21.23億円、セグメント利益は同41.4%増の3.21億円となった。顧客企業のDX需要の高まりを背景にAmazon Web Services(AWS)やServiceNow等のクラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が好調に推移し、またクラウドサービスへの移行後のリセール(ライセンス等の再販)が拡大した。

システムインテグレーション事業の売上高は同10.4%増の31.22億円、セグメント利益は同96.2%減の0.01億円となった。ERPパッケージ利用支援分野が好調に推移した一方、販売費及び一般管理費の配賦額が増加した影響を受け、増収減益となった。

アウトソーシング事業の売上高は同13.9%増の5.87億円、セグメント利益は同30.7%減の0.61億円となった。データセンター業務で月額利用料等のストック売上や顧客1社あたりの利用料が増加した一方、顧客獲得を目的に行う利用開始時のシステム構築や、販売費及び一般管理費の配賦額が増加した影響を受け、増収減益となった。

プロダクト事業の売上高は同20.2%増の2.08億円、セグメント利益は同31.0%増の0.46億円となった。建て役者(建築業向け工事情報管理システム)及び就業役者(勤怠・作業管理システム)等の販売が好調に推移した。

海外事業の売上高は同129.2%増の1.12億円、セグメント利益は同21.0%減の0.15億円となった。事業譲受等によりシステムインテグレーション業務が増加した。

2025年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比18.4%増の260.87億円、営業利益は同26.6%増の21.15億円、経常利益は同20.8%増の21.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.0%増の14.44億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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