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三和ホールディングス---2Q増収・営業利益2ケタ増、通期連結業績予想の上方修正に加えて年間配当金の増配を発表


三和ホールディングスは、第2四半期の連結決算で売上高が前年同期比9.9%増、営業利益が16.5%増と2桁の成長を見せました。日本国内では売価転嫁と商品販売の強化が功を奏し、収益性が向上しました。また、北米市場ではコスト削減と市場拡大施策が成功し売上と利益を押し上げました。一方で、欧州地域ではコスト上昇と市場環境の悪化が利益減少の要因となりました。アジア市場は香港や台湾の堅調な成長が見られました。これを受けて、通期の業績予想を上方修正し、年間配当予想を94円に引き上げました。

*16:23JST 三和ホールディングス---2Q増収・営業利益2ケタ増、通期連結業績予想の上方修正に加えて年間配当金の増配を発表 三和ホールディングス<5929>は31日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.9%増の3,138.27億円、営業利益が同16.5%増の323.13億円、経常利益が同25.9%増の342.01億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同7.5%増の237.75億円となった。

日本での売上高は前年同期比7.4%増の1,304.21億円、セグメント利益は同18.6%増の125.00億円となった。日本では、物価上昇に応じた売価転嫁による収益性の確保に努めるともに、重量シャッター、ビルマンションドア等の基幹商品、間仕切、エントランス等の戦略商品が堅調に推移した。

北米での売上高は同14.4%増の1,189.99億円(外貨ベースでは1.4%増)、セグメント利益は同19.0%増の196.05億円となった。北米では、市場回復を捉えた拡販施策の推進、売価維持と生産性改善等によるコスト削減に努めた。

欧州での売上高は同6.2%増の578.24億円(外貨ベースでは5.4%減)、セグメント利益は同32.0%減の8.52億円となった。欧州では、各種コストの上昇に加え、市場環境の悪化もあり厳しい状況が続いた。

アジアでの売上高は同15.4%増の68.66億円、セグメント利益は同199.6%増の1.41億円となった。アジアでは、香港、台湾が堅調に推移した。

2025年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比6.9%増(前回予想比4.5%増)の6,530.00億円、営業利益が同10.9%増(同16.0%増)の725.00億円、経常利益が同15.6%増(同21.0%増)の750.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.0%増(同20.0%増)の510.00億円としている。

また、業績予想の修正に伴い、期末配当予想を39.00円から8.00円増配の47.00円とし、年間配当予想を78.00円から16.00円増配し94.00円とすることを発表した。なお、中間配当についても、当初予想の39.00円から8.00円増配し47.00円としている。

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