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GameWith Research Memo(8):中期経営計画を公表


GameWithは2025年5月期の業績見通しとして、売上高を3,500~4,000百万円と予測していますが、これは前期比でわずかな増加となる可能性があります。営業損失や経常損失も予想され、中でも親会社株主に帰属する当期純損失は150百万円の利益から250百万円の損失を見込んでいます。2024年5月期決算発表と同時に公表された中期経営計画では、将来の成長に向けた基盤構築のための先行投資を強化する方針です。特にモバイルゲームと広告市場の変動が激しいことを考慮し、業績予測はレンジ形式で開示されています。メディア事業では広告単価の低下が続く可能性が高く、NFTゲームの新規タイトル投入は2026年5月期を予定しているため、短期的な売上増は期待しにくい状況ですが、長期的な基盤構築を進める計画です。

*14:08JST GameWith Research Memo(8):中期経営計画を公表 ■GameWith<6552>の今後の見通し

1. 2025年5月期の業績見通し
2025年5月期の連結業績は、売上高3,500~4,000百万円(前期比0.1%増~14.4%増)、営業損失200百万円~200百万円の利益(同計算不能~198.0%増)、経常損失220百万円~180百万円の利益(同計算不能~292.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失250百万円~150百万円の利益(前期は347百万円の当期純損失)を見込んでいる。同社は2024年5月期の本決算発表と同時に中期経営計画も公表したが、2025年5月期は中計初年度ということもあり、成長に向けた収益化強化のための基盤構築を目指して積極的な先行投資を実施する方針である。そのため、業績予想については、事業投資額について各事業の状況によって変動する可能性が大きいこと、また、昨今のモバイルゲーム市場や広告市況の変動が激しいことなどを勘案し、業績予想をレンジ形式で開示している。主力のメディア事業においては、特に上期において広告単価がやや低い状態で推移が継続する可能性が高いこと、また、モバイルゲーム・コンシューマーゲームともPV数の大幅増につながるような大型ゲームタイトルのローンチが引き続き期待しにくいことなどから依然として厳しい事業環境を想定、下期からの市況回復を同社では見込んでいる。また、NFTゲーム事業では新規タイトルの投入が2026年5月期の予定であることから大幅な売上増が期待しにくく、回線事業は引き続き先行投資フェーズとなるため損益の改善は期待しにくい。短期業績はやや逆風下にあるが、中期計画達成のための基盤構築期間として同社では先行投資を進める考えだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

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