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ウイングアーク1st---1Q増収、帳票・文書管理ソリューションの売上収益が順調に推移


*18:02JST ウイングアーク1st---1Q増収、帳票・文書管理ソリューションの売上収益が順調に推移 ウイングアーク1st<4432>は11日、2025年2月期第1四半期(24年3月-5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比2.9%増の71.20億円、営業利益が同6.4%減の24.13億円、税引前利益が同5.7%減の24.05億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同4.8%減の17.48億円となった。

帳票・文書管理ソリューションの売上収益は前年同期比6.9%増の46.87億円となった。請求書や納品書等の帳票類を設計・運用を行うソフトウェア及びサービスである「SVF」は、前年に引き続き大企業や官公庁を中心とした基幹システムへの投資が継続し、ライセンス/サービスは前年同期比9.7%増と前年を上回った。保守については、安定的に推移したため、同2.3%増と前年を上回った。クラウドサービスについては、外部クラウドサービスでの帳票需要を取り込み、同23.0%増と好調な結果となった。この結果、売上収益は同7.5%増の40.98億円となった。電子データの保管や紙文書の電子化を行う「invoiceAgent」は、前年の大型案件の反動により、ライセンス/サービスは同83.1%減と前年を大きく下回った。保守については、前年の契約獲得が順調に推移したことから、同34.3%増と前年を上回った。クラウドサービスについては、電子帳簿保存法対応の需要を取り込んだことから契約社数が増加し、同91.8%増と大幅に増加した。この結果、売上収益は同7.5%増の5.34億円と前年から大きく成長した。

データエンパワーメントソリューションの売上収益は同4.1%減の24.32億円となった。企業が保有するデータを統合・処理・分析・可視化する事により、業務の効率化や生産性の向上を実現するソフトウェア及びサービスである「Dr.Sum」「MotionBoard」が主な構成要素となっている。「Dr.Sum」は、幅広い需要を取り込んだことからライセンス/サービスは同11.1%増と増加した。保守については、同2.8%増と堅調に推移している。クラウドサービスについては、大企業を中心に販売が好調に推移し、同58.9%増と大きく成長した。この結果、売上収益は同10.4%増の8.93億円となった。「MotionBoard」は、前年の大型案件の反動により、ライセンス/サービスは同54.3%減と減少した。保守については、前年の契約獲得が順調に推移し、同9.0%増と堅調に推移した。クラウドサービスについては、着実に契約社数を積み上げた結果、同14.8%増と大きく成長した。この結果、売上収益は同15.5%減の9.49億円となった。

2025年2月期通期の連結業績予想について、売上収益が前期比7.2%増の276.00億円、営業利益が同9.5%増の80.00億円、EBITDAが同10.1%増の94.70億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同7.2%増の58.00億円とする期初計画を据え置いている。

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