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三栄コーポ Research Memo(4):2023年3月期は3期ぶりに営業利益・経常利益の黒字化を達成


*13:04JST 三栄コーポ Research Memo(4):2023年3月期は3期ぶりに営業利益・経常利益の黒字化を達成 ■業績動向

1. 2023年3月期の業績概要
三栄コーポレーション<8119>の2023年3月期通期の連結業績は、売上高が38,654百万円(前期比13.8%増)、営業利益が238百万円(前期は912百万円の損失)、経常利益が258百万円(同657百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が158百万円(同945百万円の損失)となった。服飾雑貨事業における需要回復や構造改革の進捗などにより増収増益となり、通期での営業利益・経常利益の黒字化を3期ぶりに達成した。

売上高に関しては、服飾雑貨事業が前期比で3,277百万円増、家具家庭用品事業が同1,072百万円増となり、全社の増収をけん引した。服飾雑貨事業では、コロナ禍による規制の緩和が進み、インバウンド需要も戻り始めたことで、外出・トラベル関連商材がOEM事業・ブランド事業ともに大幅に回復した。ブランド別では主力の「BIRKENSTOCK」や「Kipling」を販売する子会社が増収となった。家具家庭用品事業では、国内外での消費活動の回復を受けてOEMの受注状況が大きく改善し、テーブルウェアを扱う子会社の売上高も増加した。家電事業では、OEMの受注状況が伸び悩んだものの、理美容家電の販売が国内外で伸長した。全社として、一部で巣ごもり需要の減退が見られたものの、アフターコロナ期に入り外出関連商品(旅行・理美容など)の需要が戻ったことで主要3事業で増収となった。

売上総利益は、売上高の増加を主因に前期比14.4%増の9,425百万円となった。販管費は、ブランド事業において店舗戦略見直しによる経費削減が進んだことなどにより、同0.4%増と抑制することができた。これにより営業利益は、売上総利益の増加を主因に黒字化を達成した。経常利益も、急速な円安の進行による為替差損の影響はあったものの、営業利益の増加を主因に黒字化を達成した。親会社株主に帰属する当期純利益は、家電事業における固定資産の減損損失を計上したことなどにより改善し、158百万円の損失となった。セグメント利益では、特に服飾雑貨事業で構造改革が奏功したことが全体の増益に貢献した。


自己資本比率は50%超、純資産100億円超。過去からの資本蓄積により財務の健全性を維持
2. 財務状況と経営指標
2023年3月末の総資産は前期末比1,130百万円減の19,652百万円と資産規模が縮小した。流動資産は同705百万円減少の15,001百万円となった。業績の回復により受取手形及び売掛金、契約資産が同472百万円増となったものの、商品及び製品が750百万円減少したことが主な要因である。固定資産は424百万円減の4,651百万円であり、店舗集約などによる有形固定資産の264百万円減などが主な要因である。

負債合計は1,223百万円減の9,454百万円となった。そのうち流動負債は1,145百万円減であり、短期借入金の1,131百万円減が主な要因である。固定負債は78百万円減だった。有利子負債残高は4,892百万円(前期末は6,073百万円)と主に短期借入金の返済により減少した。純資産合計は93百万円増の10,197百万円であり、利益剰余金残高7,541百万円が示すように資本は充実した。

2023年3月末の経営指標では、流動比率が270.7%、自己資本比率は51.3%と依然高い水準を維持しており安全性が高く、健全である。過去3年間はコロナ禍の影響により業績は落ち込んだものの、過去からの資本の蓄積により財務の健全性を維持した。今後は業績の回復に伴い、財務体質のさらなる強化が見込まれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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