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新興市場銘柄ダイジェスト:Trendsは急伸、三協フロンテが急騰


<4054> 日本情報C 3490 +120
3日ぶり大幅反発。家賃保証会社のオリコフォレントインシュア(東京都港区)と電子入居申込サービスのデータを活用した家賃保証サービスでの提携開始を発表。日本情報Cの電子入居申込サービスは、やり取りのほとんどをオンラインで完結させることができる。提携により、入居希望者や仲介会社、管理会社はスムーズな保証審査が可能になるとしている。

<8256> プロルート 333 +6
反発。企業や医療機関などに販売する新型コロナウイルスIgG/IgM抗体検出キットについて、17日の初回仕入れ数量5万個全ての受注が完了したと発表。協力会社のほかにも事業法人などから大口の受注があり、従来の主要取引先である衣料小売店以外の新規取引先を多く開拓することができたという。21年3月期第2四半期以降の利益計上を見込むが、業績への影響は現在精査中と。

<2158> FRONTEO 752 +32
3日ぶり大幅反発。ロゼッタ<6182>と言語処理AIの連動に向け業務提携契約に関する基本合意書を締結したと発表。両社の技術を連動させ、建設業向け多機能ウェアラブルデバイスでの安全管理や危険察知、事故防止機能の実装を試みるという。また、医療機関向け多機能ウェアラブルデバイスでの会話記録の分析と診断支援機能、AIを活用した一部非定型業務の自動化などを目指す。

<4385> メルカリ 4755 -70
続落。NTTドコモ<9437>の「ドコモ口座」を経由したゆうちょ銀行<7182>や地方銀行などからの不正出金被害が相次ぎ発覚しており、スマートフォン決済サービスの先行き不透明感が懸念されているもよう。メルカリはグループ企業で決済サービス「メルペイ」を運営している。一部の金融機関が利用者の安全確保のためにメルペイでも新規口座登録やチャージを一時的に停止する動きを見せている。

<9639> 三協フロンテ 3890 +375
急騰。21年3月期の営業利益を従来予想の65億円から75億円に上方修正、一転して前期比増益を見込んでいる。新型コロナウイルスによる景気減速の影響が想定より軽微だったほか、3密対策やテレワーク推進などを背景にユニットハウスに対する需要が拡大し、利益を押し上げる見込み。年間配当は従来予想の110円から120円に増額。

<6069> Trends 779 +57
急伸。保有する営業投資有価証券を譲渡し、20年3月期第2四半期に営業利益1.00億円として計上すると発表。譲渡対象はMAPグロース投資事業有限責任組合契約に基づく有限責任組合員たる地位で、譲渡日は12月18日。保有資産の有効活用を図る上で、今回のタイミングでの譲渡が利益に資すると判断したとしている。

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