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フジコー---3Qは売上高が1.6%増、各事業の受入数量や受注が増加


フジコー<2405>は2日、2018年6月期第3四半期(17年7月-18年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.6%増の25.59億円、営業利益が同16.9%減の1.37億円、経常利益が同16.4%減の1.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.0%減の0.37億円となった。

セグメントの業績では、建設系リサイクル事業は、2017年12月から2018年2月末まで施設の改修工事を行ったため大幅な受入制限を実施せざるを得ない厳しい状況となった。昨年より廃プラスチック類の海外輸出規制が強化された影響等により、委託先も受入制限を実施するとともに処理料金も高騰しており、外注委託可能数量を考慮しつつ、受入数量の調整を行う結果となった。全般的な受入数量は、焼却施設が前年同期比3.1%増、受入平均単価も5.5%向上している。発電施設は受入数量が前年同期比22.3%増、売電数量も1.5%増加している。

食品系リサイクル事業は、2018年1月より液状化飼料の新規販売先が増加している。また新規受入先の契約も増加しており、当第3四半期連結会計期間の受入数量は前年同期比で5.1%増加、液状化飼料の販売数量も47.7%増加している。

白蟻解体工事は、解体工事は安定受注に努めた結果、工事件数が増加しており、売上高が前年同期比で13%増加している。また、白蟻工事は既存工事件数が減少している。

森林発電事業は、発電燃料となる木材が雪等の影響により想定よりも高い含水率であったため、使用数量が計画比で増加している。発電については概ね計画通り推移している。

2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.7%減の33.40億円、営業利益が同34.4%減の1.50億円、経常利益が同33.5%減の1.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が40.0%減の0.50億円と前回公表数値を据え置いている。


<MW>

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