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UMNファーマ---1Q売上高22.7%増、塩野義製薬との提携に関するマイルストーン達成による収益獲得に、引続き取組む


UMNファーマ<4585>は27日、2018年12月期第1四半期(18年1月-3月)決算を発表した。売上高が前年同期比22.7%増の0.03億円、営業損失が1.93億円(前期は1.41億円の損失)、経常損失が1.94億円(同2.06億円の利益)、四半期純損失が1.94億円(同2.06億円の利益)となった。

「次世代バイオ医薬品自社開発事業」における塩野義製薬<4507>との業務提携の進捗は、基盤技術整備について、概ね当初計画通りの進捗となっており、初回マイルストーンを達成しつつある。並行して進めている開発候補品の基礎的研究については、複数の開発候補品において次世代ロジカルワクチンの創製に係る重要な知見を得つつある。また、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所との共同研究の進捗は、同社の複数のワクチン候補抗原と医薬健栄研の複数のアジュバントの最適な組み合わせを見出すことを目的とした動物における免疫応答の解析を実施中で、次世代ロジカルワクチンの創製につながる知見を得つつある。

「バイオ医薬品等受託製造事業」においては、前年度に受注した大学等研究機関からの案件2件を納品した。売上確保に向け、引き続き、塩野義製薬との提携に資する案件を中心に大学及び公共研究機関からの受注に取り組んでいる。新規開発パイプラインの導入については、これまでの大学及び公共研究機関との受託の実績から、研究段階の製造受託にとどまらず、製品化も想定した案件候補も出てきており、新規開発パイプラインの導入経路の一つとして積極的に取り組んでいる。

2018年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比1.1%減の1.02億円、営業損失が8.03億円、経常損失が8.09億円、当期純損失が8.10億円とする期初計画を据え置いている。


<MW>

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