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エスプール Research Memo(6):2018年11月期の会社計画は保守的な印象で上振れ余地は大きい


■今後の見通し

1. 2018年11月期の業績見通し
エスプール<2471>の2018年11月期の連結業績は、売上高で前期比16.2%増の13,587百万円、営業利益で同20.7%増の814百万円、経常利益で同16.7%増の802百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同10.7%増の468百万円と2ケタ増収増益となる見通しだ。引き続き障がい者雇用支援サービスや人材アウトソーシング等の主力事業が収益をけん引する。売上総利益率は売上構成比の変化を主因として前期比0.5ポイント低下するが、増収効果や業務効率の改善等により販管費率が同0.7ポイント低下し、売上高営業利益率は同0.2ポイント上昇する。

会社計画については保守的に策定しているもようで、障がい者雇用支援サービスを中心に前期と同様に上振れする可能性が高いと弊社では見ている。また、同社の業績は従来、農園設備の販売が集中する第2四半期、第4四半期に偏重する季節性があったが、今期については2018年1月に2ヶ所の農園を開設、販売を開始していることから四半期ごとの変動幅は従来よりも緩やかになると見ている。

2018年11月期の事業方針としては以下の3点を掲げている。第1に、安定した収益基盤の構築を目指し、ストック型のアウトソーシングサービスの拡大に引き続き注力していく。具体的には、障がい者雇用支援サービスやロジスティクスアウトソーシング、アルバイト等の採用支援サービスをさらに伸ばしていくことになる。第2に、新たな収益機会の獲得に取り組んでいく方針で、今期は新たに民泊予約受付代行サービスを開始している。第3に、多様な働き方と生産性向上の実現を目指し、AIやRPAなど最新技術を活用した業務効率の改善を進めていく方針となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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