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個人投資家・株式注意女子:まだ狙えるオリンピック関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株式注意女子氏(ブログ「株式注意情報.jp」、ツイッター:@kabushikichuiを運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月23日16時に執筆

東京オリンピック開催まであと913日となりました。
日経平均株価は着々と高値を更新しています。

今回はオリンピックという大きなテーマから、恩恵を受ける企業の順序についてです。

以前、設計の仕事に携わった経験からの資金フローを銘柄選びに結び付けた投資スタンスで、これまで利益につなげることが出来ています。オリンピックがテーマとなる銘柄は多いですが、企業が受注を受ける順序が存在していると思います。受注を受ける、つまりは決算に反映される順番だと考えると今後の決算に大きな伸びしろが期待できるセクターは何なのか。

建設セクターで考えると、次のようなフローになります。

1、「設計やコンサルティング」。

2、基礎工事と言われる「地質改良や杭工事」。大きな重機を使用し、少人数で行われます。

3、躯体工事と言われる「コンクリート打設や柱・壁などの設置」。この肯定には作業員が大人数必要となります。

4、仕上げ工事と言われる「壁や外装・内装・電気・水道・通信の部分」。様々な分野で作業員が必要となり、必要な人数が爆発的に増えてきます。

5、最後にセキュリティやソフト、テナント配備など。ここで受注されるのが厨房器具や机、オフィス家具、PC、LAN工事でAIやロボットが必要となるのはこの部分になると思います。

これまでの日経平均株価の流れを見ると、素材セクターは活況でしたし、世界のインフラ需要を考えれば今年も伸びが期待できるとは思いますが、オリンピックという日本での需要を考えると、1~3の肯定での受注はある程度折込済みとも取れるのではないでしょうか。

そうなると、次にくるのは4~5。素材セクターを比べて見ると、通信に関わる銘柄は他の素材セクター銘柄に比べて上昇率が低いように見えます。また、4~5の仕上げ工事からテナント工事肯定では必要な人員確保の動きが活発化することや商品の納入も予想できることから、商材の発注や求人・人材派遣に関するセクターへの業績も増加すると、今後の動きに注目しています。

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執筆者名:株式注意女子
ブログ名:株式注意情報.jp




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