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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:年末に一段高が期待できる、16期連続増配企業のユニ・チャーム


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月7日15時に執筆


今週で決算発表も一巡することから、来週の夏休み(お盆休)期間中には取引額が減少してくることが想定されます。各メディアでも、株式市場の夏枯れ相場に関する話もちらほら聞かれ始めていますね。

個人投資家の方の中にも、すでに保有株のポジション調整を終えて、夏休みモードに入っている方もいらっしゃるかもしれません。

では、9月以降の相場ではどの様な銘柄が上昇してくるのでしょうか?

基本的には、ゲーム関連銘柄や人工知能関連銘柄、自動運転関連銘柄など、これまでにも何度か取り上げられたテーマ株への資金流入が想定されますが、見逃さずに抑えておきたいのが12月決算の銘柄です。

確実にそうなるとは言い切れませんが、12月は掉尾の一振も含め、株式市場が強含む可能性が高くなると言われています。加えて、3月期企業の第1四半期決算は軒並み良好な状態。となると、12月決算企業の株価は、年末が近づくに連れ、業績への期待感からも上昇に勢いが強まってくる事が十分に考えられます。

本日はこうした条件に当てはまるであろう、ユニ・チャーム<8113>に注目していきたいと思います。



■ユニ・チャーム<8113>の基本情報
市場:東証1部

幼児・大人用の紙おむつや生理用品、ペットケア用品などの製造・販売を行うのがユニ・チャーム<8113>です。手がける製品群は国内でもそれぞれ上位のシェアを誇り、特に幼児用の紙おむつ『ムーニー』は、P&Gのパンパースや花王のメリーズと並んでしっかりとしたブランドを築きあげていると言って良いでしょう。

また、海外事業ではアジアを中心に小規模小売店を中心に販売網を広げる他、アフリカや中東でもそのシェアを拡大しつつあります。

国内市場では紙おむつ、ペット用品共に高付加価値の商品の投入がプラス寄与。また、インドやベトナムなどでの事業も順調。事業環境は良好だと言えますね。


■ユニ・チャーム<8113>のチャート分析

ユニ・チャーム<8113>の日足チャートを見てみると、

・2016年11月24日の安値 2,308.5円
・2017年2月22日の安値 2,437.5円

を結んだライン、

・2017年2月22日の安値 2,437.5円
・2017年8月1日の安値 2,819.5円

を結んだラインの2つが下値支持線として存在します。

一方の上値は、2017年6月5日のザラ場中に付けた3,073円を高値として、約2ヶ月間の調整局面に入っていると考えられます。

5日移動平均、25日移動平均線、75日移動平均線が収束してきていることに加え、短期的にも上値抵抗線と下値支持線の間での持ち合い状態が煮詰まりつつあります。この後、上下どちらかにブレイクしてくるのではないかと見ています。

ユニ・チャーム<8113>は16期連続増配を記録中。チャート上も下値支持線に沿った反発を繰り返していることからも、下値不安は少ないと考えられます。

上値抵抗線をブレイクしてきたタイミングでのエントリーも、面白いのではないでしょうか?

毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。


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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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