starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米経済指標は低調もドル売りは限定的


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米経済指標は低調もドル売りは限定的 21日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。今晩発表の経済指標は低調な内容が予想され、ドル売り材料となりやすい。ただし週末のジャクソンホール会合が注目され、ドル売りに振れても下げは限定的となりそうだ。

トランプ米大統領はクック連邦準備制度理事会(FRB)理事に辞任を要求したとの報道を受け、序盤からドル売りが優勢。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者が据え置きを適切と判断し、利下げ支持が少数にとどまったことが明らかとなると、ドル売りは一服。ユーロ・ドルは1.1640ドル台に下げ、ドル・円は147円半ばに持ち直した。本日アジア市場で日経平均株価の弱含みも、様子見ムードでドル・円は小動きとなった。

この後の海外市場は、引き続き動意の薄い展開が予想される。フィラデルフィア連銀景況指数は製造業の減速を映す可能性が高く、ドル売り材料となる。一方、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を控え、金融政策の方向性を見極めたいとの思惑が投資家の積極姿勢を抑制。金融政策の独立性を巡る政治的圧力が引き続き警戒される一方、利下げ観測がやや後退しドルの下支え要因に。様子見ムードのなか、過度なドル売りは限定されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・8月製造業PMI(予想:49.5、7月:49.8)
・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI(予想:50.8、7月:51.0)
・17:00 ユーロ圏・8月総合PMI(予想:50.6、7月:50.9)
・17:30 英・8月製造業PMI(予想:48.3、7月:48.0)
・17:30 英・8月サービス業PMI(予想:52.0、7月:51.8)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:22.4万件)
・21:30 米・8月フィラデルフィア連銀景況調査(予想:5.0、7月:15.9)
・22:45 米・8月製造業PMI(予想:49.7、7月:49.8)
・22:45 米・8月サービス業PMI(予想:54.2、7月:55.7)
・23:00 米・7月景気先行指数(予想:前月比-0.1%、6月:-0.3%)
・23:00 米・7月中古住宅販売件数(予想:390万件、6月:393万件)



<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.