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NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ再開は9月との見方が強まる


27日の米国長期債相場は弱含み、5月のPCE価格指数が予想を上回る上昇を示したことが影響しました。CMEのFedWatchツールのデータによれば、7月のFOMC会合での金利引き下げ期待は低く、9月以降の利下げ可能性が高まっています。市場では10年債の利回りが一時的に上昇したものの、その後緩やかに低下する展開を見せました。なお、イールドカーブはわずかにスティープニングし、2年債と10年債の利回り差は53.50bp、30年債では109.30bpとなりました。

*06:47JST NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ再開は9月との見方が強まる 27日の米国長期債相場は弱含み。米商務省がこの日発表した5月PCE価格指数は、前年比+2.3%、同コア指数は、前年比+2.7%と上昇率は4月実績を上回ったことが長期債などの利回り上昇につながったようだ。

CMEのFedWatchツールによると、27日時点で7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は19%程度。9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は93%程度。10月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は98%程度。10年債利回りは4.244%近辺で取引を開始し、米国市場の前半にかけて4.291%近辺まで上昇した後、米国市場の後半にかけて4.238%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて4.279%近辺で推移。

イールドカーブは若干のスティープニング。2年-10年は53.50bp近辺、2-30年は109.30bp近辺で引けた。2年債利回りは3.74%(前日比:+2bp)、10年債利回りは4.28%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.83%(前日比:+3bp)で取引を終えた。

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