starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷でドルに有事の買い再開


18日、欧米市場ではドル・円が底堅く推移すると予想されている。中東情勢の混迷により安全資産としてのドル買いが強まる可能性が高い。前日発表の米経済指標では小売売上高や鉱工業生産が予想外に悪化。しかし、イスラエルとイランの緊張が緩まず、有事のドル買いが続く見込み。ユーロ・ドルは値を下げ、ドル・円は上昇した。米金融政策については政策金利の据え置きが予想されるが、中東の緊張が今後の政策決定に影響する可能性があるため、注目されている。米国はイスラエルとイランの戦闘激化に対する対応を模索しており、この不透明感がドルの支持要因となると考えられている。

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東混迷でドルに有事の買い再開 18日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。中東情勢の混迷を背景に、有事のドル買いが強まる見通し。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレ圧力が意識されれば、ドル買いを後押ししそうだ。

前日発表された米経済指標で小売売上高は4カ月ぶりにマイナスへ沈み、鉱工業生産も予想外に悪化。ただ、イスラエルとイランの緊張で懸念が増幅し、「有事のドル買い」地合いとなった。ユーロ・ドルは1.1570ドル付近から1.1470ドル台に下げ、ドル・円は144円30銭台から145円30銭付近に1円程度値を切り上げた。本日アジア市場でドル選好地合いの後、米国債取引の規制緩和でドル買いを弱める場面もあった。

この後の海外市場は中東情勢と米金融政策を注視する展開。米トランプ政権はイスラエルとイランの戦闘激化について対応を議論し始め、核開発を進めるイランに対し強硬策を示唆。米国の介入による不透明感からドルは「有事の買い」が継続しそうだ。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利据え置きが見込まれるものの、中東の緊張で原油高に振れ今後の政策決定に影響を与える可能性もあり、ドル買い要因として意識されるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数改定値(予想:前年比+1.9%、速報値:+1.9%)
・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:135万件、4月:136.1万件)
・21:30 米・5月建設許可件数(予想:142.5万件、4月:142.2万件)
・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:24.5万件、前回:24.8万件)
・03:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利(現状維持の予想)
・05:00 米・4月ネット長期TICフロー(3月:+1618億ドル)


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.