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NY株式:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺


米国株式市場は1ドルの小幅下落で終了しました。寄り付き後、中国との貿易合意と消費者物価指数の低下により上昇しましたが、イランの地域攻撃警告やイラク大使館員の避難報道により、中東の地政学的リスクが懸念され、最終的に下落しました。不動産管理セクターは上昇、一方で小売セクターは下落しました。個別銘柄では、オクロが電力供給契約獲得で上昇し、スターバックスは中国市場での株売却検討で注目を集めました。一方、ロッキード・マーチンやチューイは下落しました。オラクルは四半期決算発表後に時間外取引で買われました。

*05:37JST NY株式:NYダウは1ドル安、利下げ期待も中東地政学的リスクが相殺 米国株式市場は反落。ダウ平均は1.10ドル安の42865.77ドル、ナスダックは99.11ポイント安の19615.88で取引を終了した。

対中通商の合意成立を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)も予想を下回る伸びに留まり年内の利下げ期待を受けて、続伸した。終盤にかけて、イランが地域の基地攻撃を警告、イラク大使館員の避難が報じられると中東地政学的リスクを警戒し、下落に転じ終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、小売が下落した。

先進原子力技術企業のオクロ(OKLO)はアラスカのアイリエルソン空軍基地への電力供給契約を獲得したと発表し、上昇。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は中国の地域の成長活力を与えるべく、マイノリティ株売却を検討しており多くの関心が寄せられていると最高経営責任者(CEO)が明らかにし、上昇。電力インフラ会社のタレン・エナジー(TLN)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)とデータセンター用に原子力協定を提携し大幅高。

航空機メーカーのロッキード・マーチン(LMT)はトランプ政権がF35戦闘機受注を半減したため、売られた。ペットフード、ペット関連製品のオンライン小売チューイ(CHWY)は第1四半期の決算で示した通期売上見通しが予想に満たず、下落。防衛・宇宙事業を手がけるボイジャー・テクノロジーズ(VOYG)はニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場、新規株式公開(IPO)価格を大幅に上回り取引を終了した。

ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回ったほか、四半期配当発表で時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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