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米国株見通し:底堅い値動きか、雇用情勢にらみ


米国株式市場は売り先行が予想されるが、底堅い動きが見込まれている。S&P500先物とナスダック100先物は小幅に下落しており、米長期金利が底堅いためだ。先日発表されたADP雇用統計やISM非製造業景況指数は予想を下回り、全体的に経済減速懸念が市場を圧迫している。 不透明なトランプ政権の政策や財政悪化の懸念が市場に影響を与えているものの、米中首脳会談への期待から中国関連銘柄には依然として関心が寄せられている。低金利の思惑からハイテク株への買いが続く可能性もあり、新規失業保険申請件数の改善によっては売り一服となることが期待される。

*15:24JST 米国株見通し:底堅い値動きか、雇用情勢にらみ (15時30分現在)

S&P500先物      5,974.75(-6.25)
ナスダック100先物  21,732.25(-34.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は11ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


4日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは上げ幅縮小も3日続伸、終盤に失速したダウは91ドル安の42427ドルと5日ぶりにマイナスへ転じた。この日発表された経済指標は改善が期待されていたが、ADP雇用統計は民間部門雇用者数が予想を大きく下回り、ISM非製造業景況指数は景気判断の節目50を11カ月ぶりに割り込んだ。緩和的な金融政策への思惑で金利安に振れハイテクは買われたが、全般的に減速懸念が相場を圧迫した。


本日は下げ渋りか。 引き続きトランプ政権の流動的な政策運営や大型減税による財政悪化などで不透明感が深まるなか、全般的に買いづらい地合いが続く。ただ、週内にも開催が予定される米中首脳会談で事態打開への期待感は根強く、中国関連銘柄を中心に売りづらい展開となりそうだ。今週発表されたISM景況指数は製造業、非製造業とも悪化し、緩和への思惑から金利安に振れればハイテク買い継続。また、新規失業保険申請件数が改善すれば売り一服とみる。


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