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米国株見通し:伸び悩みか、高関税差し止め判決を見極め


本日の米株式市場は買い先行となるものの、伸び悩みが予想される。S&P500とナスダック100の先物は強含み、米長期金利は低調な推移を見せている。28日の主要指数は反落し、特にダウは落ち込んだ。トランプ政権の高関税政策に対する差し止め判決が出た一方、同政権は直ちに控訴の意向を示しており、これが投資家の懸念要因として意識されている。また、エヌビディアの好業績が助けになりつつも、その将来見通しが慎重に見極められている。他方、メーシーズやベストバイといった消費関連企業の動向が、消費者セクターへの投資に影響を与える可能性がある。FOMC議事要旨やエヌビディアの決算が引き続き市場に影響しそうだ。

*12:00JST 米国株見通し:伸び悩みか、高関税差し止め判決を見極め (11時30分現在)

S&P500先物      5,999.00(+96.25)
ナスダック100先物  21,800.50(+420.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は強含み、NYダウ先物は565ドル高。米長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


28日の主要3指数は反落。マイナスに転じると終盤にかけて下げ幅を拡大し、ダウは244ドル安の42008ドルで取引を終えた。3連休明けの27日は前週の利益確定や持ち高調整の売りの反動で反発したが、この日は再び調整売りに押される展開に。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や引け後のエヌビディア決算をにらみ、買いは縮小した。大型減税法案をめぐり財政悪化が警戒されるなか、金利高(債券安)も売り要因として意識された。


本日は伸び悩みか。トランプ政権の高関税政策に対する差し止めを受け、世界経済の減速に対する懸念の後退で買い優勢の見通し。ただ、トランプ政権は直ちに控訴し、議論の行方を見極めようと買一巡後は動きづらい。一方、エヌビディアの業績は市場の期待を上回り時間外取引で買われたが、次期業績縮小の見通しが材料視されればハイテク買いは限定的に。一方、前日の百貨店大手メーシーズに続き、家電量販店ベストバイが堅調なら消費や景気敏感などへの買いが入りやすい。



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