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NY債券:米長期債相場は弱含み、期待インフレ率の上昇などを嫌気


5月16日の米国長期債相場は、消費者信頼感指数の上昇したインフレ期待率が影響し、価格が弱含みました。特に、ミシガン大学の消費者信頼感指数における1年先の期待インフレ率が7.3%と4月の6.5%を上回り、長期的な見通しも4.4%から4.6%へ上昇したことで、利回りの低下が阻まれました。また、労働省が発表した輸入物価指数の微増も相まって、市場にはインフレ懸念が広がっている模様です。結果として、10年債利回りは一時的に低下したものの、最終的には4.449%で取引を終了。FOMCの利下げ再開は9月以降と見られ、今後の政策動向に注目が集まります。

*07:08JST NY債券:米長期債相場は弱含み、期待インフレ率の上昇などを嫌気 16日の米国長期債相場は弱含み。米ミシガン大学がこの日発表した5月消費者信頼感指数(速報値)における1年先の期待インフレ率は、7.3%と、4月の6.5%から上昇したことが利回り低下を阻む一因となった。長期的な期待インフレ率は4.6%と、4月の4.4%を上回った。米労働省労働統計局が発表した4月輸入物価指数は前月比+0.1%だったことも意識されたようだ。資本財コストの急増が要因。3月実績は前月比-0.4%。利下げ再開は9月以降となる可能性が高まっている。

CMEのFedWatchツールによると、16日時点で7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は33%程度。9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は67%程度。10年債利回りは4.440%近辺で取引を開始し、一時4.386%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて4.449%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は45.80bp近辺、2-30年は91.70bp近辺で引けた。2年債利回りは3.98%(前日比:+2bp)、10年債利回りは4.44%(前日比+1bp)、30年債利回りは、4.90%(前日比:+1bp)で取引を終えた。

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