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米国株見通し:伸び悩みか、米中交渉に期待も決裂のリスクに警戒


米株式市場は買い先行の動きを見せるも、その勢いは鈍化する可能性があります。S&P500とナスダック100の先物が小幅高を示し、NYダウも僅かに上昇していますが、米中貿易交渉の進展次第では市場の流れが変わる可能性があります。8日に発表された新規失業保険申請件数の改善が購入を後押ししつつも、貿易協議が不透明な中での期待先行のリスクを警戒する動きです。また、FOMCの会合が無事通過したことから、一部銘柄への買戻しが進みそうです。ただし、貿易交渉の結末次第で、調整の売りが強まることも予想されます。

*14:50JST 米国株見通し:伸び悩みか、米中交渉に期待も決裂のリスクに警戒 (14時30分現在)

S&P500先物      5,690.50(+6.00)
ナスダック100先物  20,187.50(+39.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は2ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


8日の主要3指数は続伸。終盤の伸び悩みもナスダックとS&Pは堅調を維持、ダウは254ドル高の41368ドルと2日間で上値を500ドル超伸ばした。トランプ大統領が英国との貿易交渉妥結を公表し、高関税政策の進展に期待が高まった。特に、週末に予定される中国との交渉で両国の歩み寄りを見込んだ買いが入り、相場を押し上げた。この日発表された新規失業保険申請件数は3週ぶりに改善し、消費や金融、ハイテクへの買い材料となった。


本日は伸び悩みか。今週の焦点となっていた連邦公開市場委員会(FOMC)の無難通過でリスク要因はいったん後退し、割安銘柄や好決算銘柄に買戻しが続くだろう。8日の非農業部門労働生産性でインフレ圧力の低下が示されたことも、買いを後押し。ただ、本日から開催される米中貿易交渉を前に期待先行も、決裂のリスクもあるため買いは限定的となりそうだ。主要な貿易相手国との協議は全般的に不透明感は払拭されておらず、週末に向け調整の売りが強まるとみる。


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