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NY為替:米中貿易協議の可能性などでドルは下げ渋る


4月30日のニューヨーク外為市場では、ドルは米国の経済指標の影響で下落しましたが、その後、米中貿易協議の可能性や地政学リスクの後退に伴い買い戻されました。具体的には、米国の4月ADP雇用統計が予想を下回り、1-3月期GDPの速報値もマイナス成長を示したことから、スタグフレーションへの懸念が高まり、ドルが売られ円が買われました。しかし、米中間での貿易協議が再度行われる可能性や地政学リスクの減少が示唆されたため、リスク回避姿勢が和らぎドルは持ち直しました。ユーロ、ポンド、スイスフランに対しても対ドルで動きがあり、特に円に対してはリスク回避の動きが顕著に見られました。

*06:33JST NY為替:米中貿易協議の可能性などでドルは下げ渋る 4月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円52銭まで下落後、143円19銭まで上昇し、143円08銭で引けた。米4月ADP雇用統計の伸びが予想を下回ったほか、米1-3月期国内総生産(GDP)速報値が3年ぶりのマイナス成長に落ち込み、同期GDP価格指数が予想以上に伸びが加速したためスタグフレーション懸念も浮上し、ドル売り、円買いに拍車がかかった。その後、米中貿易協議の可能性や地政学的リスクの後退でリスク回避の動きが後退し買い戻された。

ユーロ・ドルは1.1389ドルから1.1317ドルまで下落し、1.1325ドルで引けた。ユーロ・円は162円62銭から161円71銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3368ドルから1.3309ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8214フランまで下落後、0.8273フランまで反発した。

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