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東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か


本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しそうである。前日の米市場ではダウ平均とナスダックが下落し、トランプ大統領の自動車関税発表が主因とされた。しかし、強い経済指標が一時的な上昇をもたらしたものの、再び不安定な状況に戻った。今日の取引では、年度末や月末によるドル買いニーズや配当落ち分のヘッジ買いが売りと交錯し、25日移動平均線がサポートラインなるだろう。一方、今晩発表される米国の経済指標がポジション整理の引き金になる可能性がある。また、本日上場の大型IPO企業が市場の流動性に影響を与える可能性が指摘されている。東証グロース市場250指数先物のレンジは、上値670pt、下値650ptと見られている。

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しそうだ。前日27日のダウ平均は155.09ドル安の42299.70ドル、ナスダックは94.98pt安の17804.04ptで取引を終了した。トランプ大統領が発表した自動車関税を懸念した売りが続き、寄り付き後、下落。その後、雇用関連や国内総生産(GDP)など指標が堅調な経済を示し一時上昇に転じた。しかし、関税を巡る不透明感がくすぶったほか、インフレ高止まりの思惑で長期金利の上昇が嫌気され、終盤にかけ相場は再び下落し終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しそうだ。月末・年度末による、ドル買い需要や、パッシブ運用の配当落ち分のヘッジ買いニーズが観測され、25日移動平均線が下値支持線として期待される。一方、今晩米国で、2月個人消費支出や3月ミシガン大学消費者マインド指数の発表を控え、ポジション整理の動きが強まる可能性もある。本日上場のIPOは、プログレス<339a>(想定時価総額147億円)、トヨコー<341a>(想定時価総額91.2億円)とやや大きく、需給の緩みには留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの660ptで終えている。上値のメドは670pt、下値のメドは650ptとする。

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