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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル需要も目先の米経済指標を見極め


欧米の為替市場でドル・円は月末・期末需要により上昇基調を維持するものの、米国経済指標による影響から伸び悩む可能性があります。特に、前日発表された住宅関連指標の低調な結果や、消費者信頼感指数の4カ月連続悪化が背景にある一方、トランプ政権の関税政策の柔軟性がドル安を抑える要因となります。今後、米耐久財受注や国内総生産(GDP)確定値が注目されており、不透明な景気見通しが続く中でドル・円の動向が注視されます。

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル需要も目先の米経済指標を見極め 26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。月末・期末需要に伴うドル買いが強まり、上昇基調を維持する見通し。ただ、米国経済の減速懸念は根強く、目先発表される経済指標をにらみ過度なドル買いは縮小しそうだ。

前日発表された米経済指標で住宅関連指標が予想を下回ったほか、消費者信頼感指数は4カ月連続で悪化。ただ、トランプ政権が来月実施予定の関税引き上げ措置への柔軟性が期待され、過度な米金利安・ドル安を抑えた。ユーロ・ドルは1.0830ドル付近に上昇後は失速、ドル・円は150円前半から149円半ばに軟化した後、149円後半にやや戻した。本日アジア市場は月末・年度末に伴うドル需要が高まり、ドル・円は再び150円台に浮上している。

この後の海外市場は引き続き米国の関税政策と景気動向がテーマ。4月2日に予定される関税措置は限定的との思惑が広がり、過度なドル売りを抑制しそうだ。半面、今晩発表の米耐久財受注は強弱まちまちと予想され、低調なら景気の先行きへの不透明感からドル売り再開の手がかりとなる見通し。目先の国内総生産(GDP)確定値やコアPCE価格指数をにらみ、スタグフレーションへの警戒は根強い。ドル・円は3月末のフローは続くものの、151円付近で一段の上昇は阻止されるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・2月耐久財受注(予想:前月比-1.0%)


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