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日経VI:低下、イベント通過で警戒感が緩和


21日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日比-1.04(4.61%の低下)で、21.54に下がりました。これは、日米の重要な金融イベントが終わり、市場の警戒感が緩和したためと見られます。休日前19日の取引終了後、植田日銀総裁の会見や米国FOMCの結果発表、パウエルFRB議長の会見があり、これらを無事に通過したことで安心感が広がりました。また、東京市場の休場中に米株式市場ではダウ平均が0.89%、ナスダックが1.07%上昇しており、これが東京市場の株価の支えとなりました。日経VIは通常、日経平均株価の急落時に上昇する特性がありますが、今回はそれが抑制されています。

*16:35JST 日経VI:低下、イベント通過で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比-1.04(低下率4.61%)の21.54と低下した。なお、高値は21.78、安値は21.00。昨日の東京市場が休場となる中、米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.89%上昇、ナスダック総合指数が同じく通算で1.07%上昇したことが東京市場で株価の支えとなり、取引開始後、日経225先物は午前の時間帯は底堅い展開となった。終盤にかけて日経225先物は伸び悩んだが、市場では、休日前19日の取引終了以降、植田日銀総裁の記者会見、FOMCの結果発表、パウエルFRB議長の記者会見と、一連の日米金融イベントを通過したことが安心感となり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは終日、19日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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