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日経VI:低下、朝高の後は株価軟調だが警戒感は広がらず


13日の日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、前日比-0.88ポイントの26.91と低下しました。米国市場での主要指数がまちまちな動きにもかかわらず、東京市場では買いが先行し日経225先物は上昇、VIは低下して始まりました。しかし、トランプ関税の不透明感や米景気後退の可能性が懸念されるなか、日経225先物の上昇に制限が見られました。それでも急な売りはなく、警戒感が広がることはありませんでした。日経VIは終日低い水準で推移し、最終的に昨日からは低下しており、ボラティリティの高まりへの警戒は限定的でした。日経平均VIは通常、株価の急落時に急上昇し、その後はある一定のレンジに戻る傾向があります。

*16:35JST 日経VI:低下、朝高の後は株価軟調だが警戒感は広がらず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-0.88(低下率3.17%)の26.91と低下した。なお、高値は26.91、安値は25.09。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちだったが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では引き続きトランプ関税の不透明感や米景気後退の可能性が意識され、日経225先物は朝方の買い一巡後は上値の重い展開となったが売り急ぐ動きは見られなかったこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは低下幅を徐々に縮めたものの、終日、昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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