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米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め


米株式市場では、S&P500とナスダック100の先物が軟調で、米金利の底堅さを背景に売りが先行しそうです。前日の消費者物価指数(CPI)の予想外の鈍化がハイテク株の買い戻しを後押ししたものの、欧州連合やカナダの貿易対抗措置で貿易戦争への懸念が広がりました。本日は市場の下げ渋りが予想され、今晩発表の生産者物価指数(PPI)でインフレ鈍化が確認されれば、割安銘柄への買い戻しが進む可能性があります。しかし、雇用情勢の悪化が続けば、指数の上昇は限定的になると考えられます。

*13:58JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ指標を見極め (13時30分現在)

S&P500先物      5,578.00(-26.75)
ナスダック100先物  19,474.25(-144.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は122ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


12日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは下押しされながらもプラスを確保、ダウは82ドル安の41350ドルと3日続落で引けた。この日発表された消費者物価指数(CPI)は予想外に鈍化し、スタグフレーション懸念の一服で前日まで大きく売られたハイテクに買戻しが強まり、相場を押し上げた。ただ、欧州連合(EU)やカナダは米国の関税引き上げへの対抗措置を打ち出し、貿易戦争激化を警戒した売りが指数を押し下げた。


本日は下げ渋りか。世界的な通商摩擦で先行き不透明感が深まるなか、積極的な買いは入りづらい。また、米国経済の減速懸念は広がりを見せ、売りに押される展開が予想される。ただ、前日のCPIに続き今晩の生産者物価指数(PPI)でインフレ鈍化が示されれば、安堵感から割安銘柄への買戻しが続くだろう。もっとも、新規失業保険申請件数は前週分を上回る状況となり、雇用情勢の悪化が鮮明になれば買戻しは限定的で指数の上昇は想定内にとどまりそうだ。



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