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東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか


本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調な動きが見込まれる。前日、米国では消費者物価指数が予想以上に鈍化したことで利下げ期待が高まり株価が上昇したが、貿易摩擦の悪化懸念からダウは下落し、ナスダックは上昇した。東証グロース市場250指数は、5日移動平均線を上抜け、日足のパラボリックが陽転したため、買い戻しが進む可能性がある。日足のRSIも過熱感がなく、テクニカル面では買い手優位の状況を示唆。これからは、25日移動平均線653.7ptが上値抵抗として意識され、為替動向にも留意したい。夜間取引は655ptで終了し、上値目処は665pt、下値目処は645pt。

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか 本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを想定する。前日12日のダウ平均は82.55ドル安の41350.93ドル、ナスダックは212.35ポイント高の17648.45で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。政府が鉄鋼、アルミニウム関税を発動したことに加え、欧州やカナダが報復関税計画を発表したため、貿易摩擦悪化リスクに警戒感が強まり、ダウは売りに転じた。半導体のインテル(INTC)などハイテクで買戻しが目立ちナスダックは終日堅調に推移し、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを想定する。大きな上値抵抗となっていた5日移動平均線を明確に上抜いてきたことに加え、日足のパラボリックが陽転したことで、買い戻しが進む可能性がある。日足のRSIは40%台前半に位置するなど過熱感もなく、テクニカルは買い手優位を示唆している。25日移動平均線(663.7pt)が上値抵抗として意識されそうなほか、引き続き為替動向に留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の655ptで終えている。上値のメドは665pt、下値のメドは645ptとする。

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