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日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が大幅に上昇し、14時現在で前日比+2.94、28.13となりました。米株式市場での主要指数の大幅安が影響し、東京市場でも売りが先行し、株価の大幅下落を受けて日経VIは上昇しました。投資家はトランプ政権の関税政策、米景気減速懸念、地政学リスク、さらに今晩発表される米雇用統計への静寂感を強く意識しています。日経VIは日経平均株価の将来1か月間のボラティリティを示すもので、通常株価と逆相関し、急落時に上昇する特性があります。

*14:05JST 日経平均VIは大幅に上昇、株価大幅安で警戒感強まる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時現在、前日比+2.94(上昇率11.67%)の28.13と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は28.87、安値は26.87。

昨日の米株式市場で主要指数が大幅安となった流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。市場ではトランプ米政権の関税政策への警戒感や米景気減速懸念、地政学リスクに加え、米国で今晩発表される2月の米雇用統計への警戒感も意識されている。こうした中、今日は株価が大幅安となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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