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米国株見通し:底堅い値動きか、小売売上高受け金融政策に思惑


米国株式市場は、本日も底堅い値動きが予想される。米先物市場では主要指数が堅調で、特に長期金利の低下によりハイテク株の買いが続いている。トランプ政権の関税政策については不確実性があるが、即時発効の見送りが好感された。このため輸出企業の収益が拡大する見方が浮上し、相場を支えている。本日発表予定の小売売上高は予想を下回る懸念があるが、個人消費の落ち込みが示されれば、金融緩和継続の期待もある。一方で、インフレ指標の再加速が連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げを後退させる懸念があるため、積極的な買いは抑制される可能性が高い。また、ウクライナ情勢にも注視が必要で、全体的な上昇は限定的であると見られている。

*13:47JST 米国株見通し:底堅い値動きか、小売売上高受け金融政策に思惑 (13時30分現在)

S&P500先物      6,143.00(+7.75)
ナスダック100先物  22,141.00(+27.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は53ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


13日の主要3指数は堅調。ナスダックは続伸、S&Pは反発、ダウは終盤の強含みで342ドル高の44711ドルと再びプラスに転じた。この日発表された生産者物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数は想定よりも強い内容だったが、長期金利の低下を受け、ハイテクを中心に買い先行。また、トランプ政権は貿易相手国との相互関税について即時発効を見送り好感された。輸出企業の収益拡大につながるとの見方も浮上し、相場を押し上げた。


本日は底堅い値動きか。トランプ政権の関税政策を見極める状況に変わりはなく、積極的に買いづらい。今週発表されたインフレ指標の再加速も想起され、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ後退を見込んだ売りが出やすい。ただ、今晩発表の小売売上高は前回から悪化し、想定通りマイナスに転じれば個人消費の落ち込みが懸念される一方、緩和継続を期待した買いも期待される。もっとも、ウクライナ戦争終結に向けた動きが注視され上昇は限定的とみる。



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