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NY株式:NYダウは122ドル安、貿易摩擦懸念に投資家心理が悪化


NY株式市場は貿易摩擦への懸念から続落しました。ダウ平均は122.75ドル下落し44,421.91ドルで、ナスダックも235.48ポイント減の19,391.96で取引を終えました。トランプ政権のメキシコ、カナダ、中国への関税発動に対する懸念が投資家心理を悪化させました。しかし、メキシコ大統領との合意で関税の導入が1カ月延期され、警戒感が若干薄れ、一時的にダウはプラス圏に戻りました。電気通信サービスや小売セクターは上昇したものの、自動車関連株は下落しました。特にGMやフォード、テスラは関税の影響や販売不振により下落。一方、タイソン・フーズやメタ・プラットフォームズ、パランティア・テクノロジーズ、エヌエックスピーは好決算や業績見通し引き上げで評価されました。

*06:34JST NY株式:NYダウは122ドル安、貿易摩擦懸念に投資家心理が悪化 米国株式市場は続落。ダウ平均は122.75ドル安の44,421.91ドル、ナスダックは235.48ポイント安の19,391.96で取引を終了した。

トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動への脅威に経済成長鈍化や物価上昇を警戒し投資家心理が悪化、寄り付き後、大幅安。その後、メキシコ大統領が合成麻薬や不法移民の国内流入を防ぐために治安要員を即座に国境に派遣し管理することでトランプ大統領と合意したため関税導入の1カ月間延期が発表され警戒感が緩和し下げ幅を縮小、ダウは一時プラス圏を回復した。同時に、交渉は開始したばかりで警戒感がくすぶり、相場は終日軟調推移し、終了。セクター別では、電気通信サービスや食・生活必需品小売が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。

肉食品メーカーのタイソン・フーズ(TSN)は第1四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、業績見通し引き上げが好感され、上昇。ソーシャルメィア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はスマートグラス、AI(人工知能)などへの投資が奏功し収益増の期待に買われた。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)や同業のフォード(F)はトランプ政権による関税の影響でコストの上昇、売り上げ減少が警戒され、それぞれ下落。電気自動車のテスラ(TSLA)はカリフォルニアなどでの販売不振が報告され、下落した。

ソフトウエア会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は取引終了後に第4四半期決算を発表。1株当たり利益や第1四半期見通しが予想を上回り、時間外取引で、買われている。半導体メーカーのエヌエックスピ―・セミコンダクターズ
(NXPI)も第4四半期決算の調整後の1株当たり利益が予想を上回り、買われた。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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