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【市場反応】米12月PPI、予想下回りドル買い後退


米国労働統計局が発表した12月の生産者物価指数(PPI)は、予想を下回る前月比+0.2%の伸びとなった。この結果、食品価格の下落が主因であり、コアPPIは前月比で変化が見られず伸び予想に反して鈍化し、3カ月連続で最大の伸びを記録したにもかかわらずドル買いの勢いが弱まった。この結果は、利下げが継続される可能性を示唆し、米国債相場は堅調だった。2年債利回りは下がり、ドル・円は157円50銭付近まで下落し、ユーロ・ドルとポンド・ドルはそれぞれ上昇した。市場は引き続き米国のインフレ動向に注目している。

*23:18JST 【市場反応】米12月PPI、予想下回りドル買い後退 米国労働統計局が発表した12月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%となった。伸びは予想外に11月+0.4%から鈍化した。食品価格の下落が指数を押し下げ。前年比では+3.3%と、11月+3.0%から伸びが拡大したが予想を下回った。3カ月連続の伸び加速で、23年2月来で最大となった。変動の激しい食品や燃料を除いたコアPPIは前月比で+0%となった。伸びは11月+0.2%から拡大予想に反し、鈍化しマイナスとなった23年7月来で最低。前年比では+3.5%と加速予想に反し11月と同水準にとどまった。ただ、23年2月来で最高となった。

予想を下回った結果を受けて、利下げが継続するとの思惑が再燃し米国債相場は堅調。2年債利回りは4.4%から4.35%まで低下した。ドル買いは一服し、ドル・円は157円91銭から157円50銭付近に下落。ユーロ・ドルは1.0240ドルから1.0270ドルへ上昇。ポンド・ドルは1.2140ドルから1.2180ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・12月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、11月:+0.4%)
・米・12月生産者物価コア指数:前月比+0%(予想:+0.3%、11月:+0.2%)
・米・12月生産者物価指数:前年比+3.3%(予想:+3.5%、11月:+3.0%)
・米・12月生産者物価コア指数:前年比+3.5%(予想:+3.8%、11月:+3.5%←+3.4%)

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