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東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はもみ合い


14日の東京市場でドル・円は日銀副総裁の発言により一時上昇するも、徐々に失速。ドルは157円12銭から158円02銭まで上昇後、円買いが強まり157円半ばで推移。日経平均株価の大幅安や日本の為替介入への警戒感が影響し、円が買われた。ユーロ・円は上昇し、ユーロ・ドルは下落。日銀副総裁の追加利上げ示唆が市場の思惑を呼んでいる。経済指標では11月の経常収支が予想を上回るプラスとなった。関係者の発言も影響を及ぼしており、人民銀行副総裁は金利政策や流動性維持について言及した。日銀副総裁は政策金利の引き上げや経済見通しに関して慎重な姿勢を示した。

*17:18JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はもみ合い 14日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日銀副総裁の発言で追加利上げへの思惑が交錯し、157円12銭から158円02銭まで値を上げた。ただ、日経平均株価の大幅安や日本の為替介入への警戒感の円買いで失速。午後は157円半ばを中心にもみ合い商状に。
・ユーロ・円は161円11銭から161円86銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0277から1.0239ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値39,010.96円、高値39,054.35円、安値38,305.91円、終値38,474.30円(前日比716.10円安)
・17時時点:ドル円157円40-50銭、ユーロ・円161円50-60銭
【経済指標】
・日・11月経常収支:+3兆3525億円(予想:+2兆6525億円、10月+2兆4569億円)
【要人発言】
・宣中国人民銀行副総裁
「景気循環対応型の政策調整を強化する」
「金利と預金準備率を活用し、流動性を十分に保つ」
「人民元を合理的な均衡水準で基本的に安定させる」
・氷見野日銀副総裁
「見通しに進んでいく確度は徐々に高まっている」
「賃上げは昨年に比べ前向きなものが多い」
「トランプ演説や消費者物価などを見て議論し判断」
「政策運営、タイミングの判断が難しくかつ重要」
「今後も政策金利を引き上げ、緩和度合いを調整することになると考えている」
「来年度、再来年度については2%程度の着地がメーンシナリオ」
「内外に上下双方向に様々なリスク要因、注意深く判断していく必要」
「金融政策が意図してサプライズを起こすのは望ましくない」


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