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日経平均VIは低下、株価下落だが警戒感は広がらず


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、14時10分時点で前日比1.41ポイント低下し、22.90となりました。株価は売りが先行し下落しましたが、ボラティリティの高まりを警戒するムードは広がっていません。これは、日経225先物が相対的に堅調な値動きを維持していることからも読み取れます。昨日の米株式市場はまちまちな展開でしたが、東京市場への影響は限定的です。

*14:12JST 日経平均VIは低下、株価下落だが警戒感は広がらず 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-1.41(低下率5.80%)の22.90と低下している。なお、今日ここまでの高値は24.47、安値は22.47。

昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となっているが、日経225先物は昨年12月27日に4万円を回復して以降、下値の堅い展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、今日の日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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