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東証グロース市場250指数先物見通し: もち合いか


本日の東証グロース市場250指数先物は、相場が売り買いの交錯する「もち合い」状態になるとみられています。これには、前日の米国市場におけるナスダックが下落に転じたことや、FOMCによる利下げペースの減速という外部要因が影響しています。米国市場では、GDPの上方修正や新規失業保険申請者数の減少で経済活動の拡大が示され、長期金利が上昇しましたが、株価の伸び悩みに繋がりました。今後の動向として、米国での個人消費指標の発表やミシガン大学消費者マインド指数確報値に注目が集まっています。また、日中終値比で3ポイント高の624ptで夜間取引を終えたこともあり、620pt台でのもち合いが続きそうだと予想されています。

*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し: もち合いか 本日の東証グロース市場250指数先物は、もち合いを想定する。前日19日の米国市場のダウ平均は15.37ドル高の42,342.24ドル、ナスダックは19.93pt安の19,372.77ptで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重石となり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。本日の東証グロース市場250指数先物は、もち合いを想定する。直近は売り買いが交錯し、各種移動平均線が同水準に収束するなど、方向感が乏しくなっている。ダウ平均が11日ぶりに反発したものの、ナスダックが伸び悩むなど外部環境が好転しているとは言えず、今晩米国で個人消費指標や12月のミシガン大学消費者マインド指数確報値を控え、模様眺めムードが強まりそうだ。朝方に11月の消費者物価コア指数発表を控えており、留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の624ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは615ptとする。

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