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NY為替:日銀追加利上げ観測後退で円売り、米指標良好でドル買いも加速


ニューヨーク外為市場では、日銀の追加利上げ観測が後退し、米指標が良好な影響を受け、ドルが買われ円が売られる展開が見られました。ドル/円は一時156円41銭まで下落しましたが、その後157円81銭まで上昇しました。米国では、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外に悪化したものの、新規失業保険申請件数や中古住宅販売件数、7-9月期GDP確定値が改善し、その結果、再びドル買いが加速しました。一方で、ユーロやポンドに対するドルの動きも変動がありましたが、全体としてドルが強い動きを見せました。特に、イギリスでの中銀会合がハト派的であったことからポンド売りも強まっています。

*06:53JST NY為替:日銀追加利上げ観測後退で円売り、米指標良好でドル買いも加速  19日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円41銭へ下落後、157円81銭まで上昇し、157円34銭で引けた。米FRBの来年の利下げペース大幅減速が示され、日銀の1月追加利上げ観測は後退するなか、米国の12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の予想外の大幅悪化がサプライズになったとみられ、一時ドル売りになった。しかし、週次の新規失業保険申請件数、11月の景気先行指数や中古住宅販売件数が軒並み改善し、7-9月期GDP確定値も上方修正されており、その後はドル買い、円売りが再燃・加速した。

 ユーロ・ドルは1.0414ドルへ上昇後、1.0355ドルまで下落し、1.0368ドルで引けた。ユーロ・円は162円87銭へ下落後、163円80銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2621ドルから1.2501ドルまで下落。英中銀会合はハト派的だったとするポンド売りも強まった。ドル・スイスフランは0.8954フランから0.8998フランまで上昇した。

<KK>
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