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日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は、14時5分時点で前日比-0.36、1.61%低下の22.04となっている。日経225先物の上昇もあり、投資家の警戒感が緩和されている。日経平均VIは市場が期待する将来の変動の大きさを示す指数で、通常日経平均株価と逆相関する。市場には今後の米卸売物価指数、オプション・先物取引特別清算(SQ)、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合などの重要イベントが控えているが、現在のところ株価は堅調に推移している。これにより、日経VIは昨日の水準を下回っている。

*14:09JST 日経平均VIは低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.36(低下率1.61%)の22.04と低下している。なお、今日ここまでの高値は22.10、安値は20.29。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場には、今晩の11月米卸売物価指数(PPI)発表や、明日の12月オプション・先物取引特別清算(SQ)値算出、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や18-19日の日銀金融政策決定会合など、警戒イベントが多いものの、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移していることもあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩み、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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