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日経平均VIは小幅に低下、株価軟調だが警戒感の広がりは限定的


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は小幅に低下し、22.36を示しています。米株式市場の影響を受けて、東京市場も株価が売り優勢となっているものの、警戒感の広がりは限定的です。日経225先物については、前日の上昇後の売り圧力も健全な調整と見られ、ボラティリティの急上昇は見られません。日経平均VIは市場の変動予測を表す指標で、通常は日経平均株価と逆相関する傾向がありますが、急上昇後には安定したレンジ内に戻る特徴があります。

*14:08JST 日経平均VIは小幅に低下、株価軟調だが警戒感の広がりは限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.20(低下率0.89%)の22.36と小幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は22.80、安値は22.24。

昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売り優勢の展開となり、日経E225先物は概ね昨日の水準を下回って推移している。日経225先物は昨日までの続落で370円上昇した後ということもあり、今日の下げは健全な調整の範囲内との見方も多く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの広がりは限定的で、今日の日経VIは昨日の水準をはさんで方向感の定まらない動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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