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日経VI:上昇、短期的な高値警戒感も意識


5日、日本の株式市場では日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が前日比+0.96ポイント(4.51%上昇)の22.23を記録しました。この上昇は、米株式市場の主要指数の上昇に影響され、東京市場で買いが先行した結果です。日経225先物も3日連続で上昇し、1100円の上昇を見せたことから、高値への警戒感が強まり、ボラティリティーの上昇への警戒が続いています。また、市場では日銀が12月の金融政策決定会合で追加利上げを行うとの見方が広がっています。

*16:35JST 日経VI:上昇、短期的な高値警戒感も意識 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+0.96(上昇率4.51%)の22.23と上昇した。なお、高値は22.62、安値は21.58。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日銀が12月18-19日に開く金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方が継続している中、日経225先物が昨日までの3日続伸で1100円上昇したことから短期的な高値警戒感も意識され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩まず、今日の日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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