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12月3日のNY為替概況


12月3日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は韓国の非常事態宣言を巡る動きと米JOLT求人件数の影響を受け、上下に動きました。尹大統領の戒厳令宣言によりウォン売りが加速し、円が買われた結果、ドル・円は一時149円68銭から148円65銭まで下落しました。しかし、韓国国会が非常戒厳解除を求める決議を可決した後、円買いは一服しました。一方で、米10月のJOLT求人件数が予想を上回ったことで、長期金利の上昇に伴いドル売りは後退しました。また、ユーロ・ドルやポンド・ドル、ドル・スイスフランなどの他の通貨ペアも各国の政治経済状況や市場の期待に応じて値動きしました。

*05:00JST 12月3日のNY為替概況 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円68銭から148円65銭まで下落し、引けた。

韓国の尹大統領が緊急の戒厳令を宣言したため韓国ウォン売りに対する円買いやリスク回避の円買いが加速した。その後、韓国国会が大統領が宣言した非常戒厳の解除を求める決議案を可決したため、円買いが一服。米10月JOLT求人件数が予想以上に増加したため長期金利が上昇し、ドル売りも後退した。

ユーロ・ドルは1.0492ドルへ下落後、1.0535ドルまで上昇し、引けた。フランスの内閣不信任投票を控えた警戒感にユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、157円34銭から156円18銭まで下落した。日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが継続。

ポンド・ドルは1.2637ドルへ下落後、1.2700ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8830フランへ下落後、0.8864フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・10月JOLT求人件数:774.4万件(予想:751.9万件、9月:737.2万件←744.3万件)

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