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【市場反応】米10月コアPCE価格指数や所得が加速、ドル売り後退


米国商務省が発表した10月の個人所得は前月比+0.6%と予想を上回り、3月以降で最大の伸びを記録しました。個人消費支出(PCE)は前月比+0.4%で伸びが鈍化しましたが、PCE価格指数は前年比で+2.3%と、前月から上昇しました。特に注目されるコアPCE価格指数は前年比+2.8%となり、インフレ進展の鈍化が示唆され、4月以降最大の伸びを見せました。これにより、米国債相場は伸び悩み、米10年債利回りは小幅に上昇しました。同時に発表された米10月の中古住宅販売成約指数は予想を上回る+2.0%で、今後の中古住宅販売の増加が期待されています。ドルはこれを受けて強含み、ドル円やユーロ・ドルは前日比での変動を見せました。

*00:42JST 【市場反応】米10月コアPCE価格指数や所得が加速、ドル売り後退 米国商務省が発表した10月個人所得は前月比+0.6%と、予想外に9月+0.3%から伸びが拡大し、3月来で最大の伸びとなった。10月個人消費支出(PCE)は前月比+0.4%。9月+0.6%から伸びが鈍化した。PCE価格指数は前月比+0.2%と、予想通り9月と同水準。前年比では+2.3%と、9月から+2.1%から伸びが拡大した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前月比+0.3%と、予想通り9月来と同水準。前年比+2.8%と、前月の+2.7%から加速。4月以降で最大の伸びとなり、ディスインフレ進展停滞のあらたな証拠となった。

同時刻に発表された米10月中古住宅販売成約指数は前月比+2.0%。予想外に3カ月連続でプラスとなった。今後の中古住宅販売が増加する可能性が示唆された。

米10月コアPCE価格指数の加速や米10月中古住宅販売成約指数を受けて米国債相場は伸び悩み。米10年債利回りは4.238%から4.27%へ上昇した。ドル売りも後退し、ドル・円は151円00銭から151円81銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0579ドルの高値から1.0546ドルまで反落した。ポンド・ドルは1.2668ドルの高値から1.2650ドルまで反落。

【経済指標】
・米・10月コアPCE価格指数:前年比+2.8%(予想:+2.8%、9月:+2.7%)
・米・10月個人所得:前月比+0.6%(予想:+0.3%、9月:+0.3%)
・米・10月個人消費支出(PCE):前月比+0.4%(予想:+0.4%、9月:+0.6%←+0.5%)
・米・10月中古住宅販売成約指数:前月比+2.0%(予想:-2.0%、9月:+7.5%←+7.4%)

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