Travis Japanのリーダー宮近海斗(27)と女優葵わかな(26)が、テレビ朝日の来年1月期「オシドラサタデー」枠連続ドラマ「ホンノウスイッチ」(土曜午後11時)でダブル主演することが27日、分かった。宮近はドラマ初主演となる。
紙と電子で累計78万部突破のKUJIRA氏による話題作を初ドラマ化。幼なじみが長年封印してきた自分の気持ちと向き合い、遅れてきた初恋を始めるピュアなラブストーリーだ。宮近はゲーム会社で働くプランナーの秋山聖(あきやま・ひじり)、葵は聖の幼なじみで、別のゲーム会社でプランナーとして働く星小和(ほし・こより)を演じる。
ドラマ初主演の宮近だが「実は最初、マネジャーさんから『ドラマ決まりました』とだけ、サラッと聞いたんです」と明かし、「もうちょっとだけ、ホントにもうちょっとだけでいいんですけど、盛り上げてほしかったです」と笑った。
その上で「まぶしすぎるほどの彼のまっすぐな気持ちと少しもどかしい気持ちの伝え方。そんなじれったさとキュンキュンする気持ちを、このドラマを通して皆さまに楽しんでもらえるように、精いっぱい向き合いたいと思います」と意気込んだ。
一方、葵は「大人だからこそ悩んだり、悩みすぎて動けなかったり、初恋をやり直すような聖との恋に奮闘します」とし、「そんな2人にみてくださる方が共感したり、応援してくださったり、一緒に進んでいくドラマになったらうれしいなと思います」とアピールした。
2人は21年にWOWOWで放送されたドラマ「インフルエンス」で共演。だが、宮内は「ほぼ一緒のシーンがなかった」という。「葵さんが演じられていた役がめちゃくちゃ怖かったんですよ」と続け、「すごいお芝居をされる方だなとリスペクトしています」。葵は「すごくすてきなお芝居をされる方だなという印象だったので、今回ご一緒できると聞いたときはワクワクしました」。
ある朝目を覚ますと、2人は裸同然の姿で、同じベッドで寝ている。同作は、そんな衝撃的なシーンで幕を開ける。小和との関係を一歩進めたい聖。幼なじみという立場を死守したい小和。聖と小和が繰り広げるピュアでいちずな“大人の初恋”が心温まる作品となりそうだ。
宮内は「土曜の夜、みてくださる方々が日々を過ごす楽しみの1つになるように、仕事やいろんなことを頑張っている人たちの癒やしになる素晴らしい作品を作れるように、そして皆さんにすてきな気持ちになってもらえるように、聖のようにまっすぐに頑張ります。楽しみにしていてください」と呼びかけた。
葵は「見てくださる方が一緒にヤキモキしたり、喜んだり、2人を応援してくださったり、一緒に進んでいけるドラマになったらうれしいです。いい作品をいい空気感でお届けできるように一生懸命頑張ります」と誓った。