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日経平均VIは大幅に上昇、米トランプ次期政権の政策や円高など警戒


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は大幅に上昇しています。これは、投資家が将来の市場変動をどう予測しているかを示す指数であり、14時5分現在では前日比で21.43%増の25.22です。この動きは、米国トランプ次期政権の政策への警戒感や円高・ドル安が背景にあります。また、今晩米国で発表される10月の個人所得・消費支出(PCE)価格指数への警戒感も市場に影響しています。東京市場では売りが先行し、日経225先物は下落。日経平均VIは通常、日経平均株価の急落時に上昇し、その後は20~30の範囲に戻る傾向があります。

*14:08JST 日経平均VIは大幅に上昇、米トランプ次期政権の政策や円高など警戒 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+4.45(上昇率21.43%)の25.22と大幅に上奏している。なお、今日ここまでの高値は25.38、安値は24.01。

今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。引き続き米トランプ次期政権の政策への警戒感があることに加え、外為市場で円高・ドル安方向に振れたことが株価の重しとなった。また、今晩米国で発表される10月の米個人所得・個人消費支出(PCE)価格指数への警戒感も意識される中、今日は取引開始後も日経225先物が上値が重く軟調な展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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