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NY為替:ドル・円は一時153円割れ、トランプ次期米大統領の追加関税計画を警戒


ニューヨーク外為市場で、ドル・円は一時152円99銭まで下落しましたが、その後153円72銭まで上昇し、最終的には153円08銭で引けました。トランプ次期大統領の追加関税計画の発表が懸念され、リスク回避の円買いが優勢となりました。しかし、米国11月の消費者信頼感指数が改善したことから、長期金利上昇に伴いドル買いが再び強まりました。また、ユーロはECBのデギンドス副総裁の発言を受けて売られ、ユーロ・ドルが1.0457ドルまで下落しました。市場は、トランプ氏の追加関税による世界経済の混乱を懸念し、リスク回避の動きが続きました。

*07:11JST NY為替:ドル・円は一時153円割れ、トランプ次期米大統領の追加関税計画を警戒 26日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円99銭まで下落後、153円72銭まで上昇し、153円08銭で引けた。トランプ次期大統領が追加関税計画を発表し、警戒感からリスク回避の円買いが優勢となった。その後発表された米11月消費者信頼感指数がほぼ1年ぶりの高水準に改善したため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.0523ドルから1.0457ドルまで下落し、1.0482ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が基本シナリオ予想通りとなった場合、利下げを継続するとの発言を受けて、追加利下げを織り込むユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、161円40銭から160円30銭まで下落した。トランプ次期大統領が示唆した追加関税案による世界経済混乱を警戒したリスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.2608ドルから1.2525ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8847フランから0.8886フランまで上昇した。

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