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NY為替:米CPIで12月追加利下げ観測強まる


13日のニューヨーク外為市場は、米10月消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果となり、12月のFOMCで追加利下げが行われるとの観測が強まりました。これにより長期金利が低下し、ドル売りが優勢となりました。しかし、米ダラス連銀のローガン総裁と米セントルイス連銀のムサレム総裁がインフレ上方リスクや緩やかな利下げ予想に言及すると、金利下げが止まり、ドル買いが再開されました。 為替市場では、ドル・円は154円34銭まで下落した後、155円62銭まで上昇、ユーロ・ドルは1.0653ドルへ一旦上昇後、1.0556ドルまで下落し引けました。ポンド・ドルやドル・スイスのペアでも類似した動きを見せました。

*07:26JST NY為替:米CPIで12月追加利下げ観測強まる 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円34銭へ下落後、155円62銭まで上昇し、155円51銭で引けた。米10月消費者物価指数(CPI)がほぼ予想に一致したため12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり長期金利低下に連れドル売りが優勢となった。その後、米ダラス連銀のローガン総裁がインフレ上方リスクに言及したほか、米セントルイス連銀のムサレム総裁もデータ次第で緩やかな利下げ予想を示したため金利が下げ止まるとドル買いが再開した。

ユーロ・ドルは1.0653ドルへ上昇後、1.0556ドルまで下落し、1.0564ドルで引けた。ユーロ・円は、164円80銭から163円64銭まで下落。ポンド・ドルは1.2768ドルへ上昇後、1.2687ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8799フランへ下落後、0.8862フランまで上昇した。

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