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日経VI:小幅に低下、重要イベント控え取引時間中は警戒感広がる


31日、日経平均ボラティリティー・インデックス(日経VI)が前日比-0.22(低下率0.85%)の25.75と小幅に低下しました。米株式市場の主要指数の下落を受け、日経225先物は下落して始まり、軟調な取引が続きました。市場では、植田総裁の会見や9月の米個人消費支出(PCE)物価指数発表、10月の米雇用統計発表、さらには11月5日の米大統領選を控え、ボラティリティーが高まる可能性に警戒するムードが広がっています。日経VIは取引時間中、昨日の水準を上回ることが多かったものの、取引終了時には低下しました。

*16:05JST 日経VI:小幅に低下、重要イベント控え取引時間中は警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.22(低下率0.85%)の25.75と小幅に低下した。なお、高値は29.84、安値は25.75。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の日経225先物は下落して始まり、取引開始後も軟調な展開となった。こうした中、今日は取引終了後に植田総裁の会見、今晩は9月の米個人消費支出(PCE)物価指数発表、明日は10月の米雇用統計発表、11月5日には米大統領選の投開票と、重要イベントが控えており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がりやすく、今日の日経VIは取引時間中は概ね昨日の水準を上回って推移し、取引終了時に低下に転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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